原子力政策の始まりから

想定外の事故について
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最終更新日:2014/05/11 11:54

本来事故は全て想定外です。

機械にしても装置にしても作るときにどのようは過酷な状態に耐えるのか設計の範囲を決めます。

設計基準です。

エレベ-タ-で例えれば何人乗れるか?どの位の地震に耐えるか・・・・

等色々の条件を決めてその範囲で設計します。

勿論相当な余裕を見ますから倍くらいの人が乗っても大丈夫だとは思いますが、

あくまでも安全の保証は設計基準の範囲内です。

ですからその範囲を超えた場合は想定外ということになります。

家電製品・自動車・飛行機・・・全ての製品はこうして作られます。

もし自動車の上にビルが崩れ落ちたら、飛行機に隕石がぶつかったら、船の底に魚雷が当たったら・・・・

全て想定外です。

部品の劣化や不良などは点検である程度防げますが、ちょっとした人間の操作ミス、これは想定外かもしれません。

このように想定外の事故は絶えずあります。

その事故で尊い人命が損なわれることは大変痛ましいことですが、私達の社会では事故を完全に防ぐ事は出来ません。

だとしたら想定外なことが起こったらどうなるかを検討した後に、

納得してから技術を採用するかどうかを決めるべきでしょう。

通常は飛行機や自動車の事故でも痛ましいけれどそこの犠牲者で終わりますし、後片付けはできます。

しかし原子力に関することは一度想定外なことが起きたら取り返しがつかない、

人間の手に負えないのだということが今回証明されました。

原子爆弾にせよ原子力発電所にせよ想定外なことが起こるのだと言う事を無視し、

もし起きたらどうなるかを考えないで進んだ事が原因でしょう。

どんなに安全対策をとっても完璧な事は出来ないと多くの研究者は警告していましたが、

不安よりも巨大なお金が動く事に魅力を感じていた国や私達は国策として推進したのです。

勿論推進した専門家達は可能な限りの安全対策を講じていたのは当然のことです。(不安を感じながら・・・)

 

 

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