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携帯電話と脳腫瘍
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最終更新日:2014/05/28 14:02

2011年3月に書きました

 

以前から高圧電線の下で植物に奇形が増えたり、小児ガンが増えると言われていました。

そのため世界各地で住民の反対運動が増えています。

日本でも政府で調査中ですがなかなか結論が出ません。

最近では携帯電話の中継基地から出る電磁波もガンになり易いのではないかと反対運動が盛んです。

さらに、私達の身の回りにあるありとあらゆる電器器具からは多かれ少なかれ電磁波が発生しますので

身体に影響はないのかと昔から不安はあります。

最近では携帯電話が普及し、しかも耳に当てて使用しますから一層不安を感じます。

 

1990年代に入って世界各地で研究が行なわれていますが、

WHO(世界保健機構)のIARC(国際がん研究機関)が実施している

共同研究(通称インタ-フォン研究)が有名です。

世界13カ国の14研究グル-プが参加しています。

最終結論はまだ出ていませんが途中報告はあります。

* 2004年 デンマ-クの研究 聴神経腫瘍のリスク増加なし

* 2004年 スエ-デンの研究 聴神経腫瘍のリスク増加する

* 2005年 6ケ国研究 聴神経腫瘍のリスク増加する

「スエ-デン、ノルウエ-、デンマ-ク、フィンランド英国(2グル-プ)」

* 2006年 日本の研究 聴神経腫瘍のリスク増加なし

2010年に驚くべき研究結果が発表されました。

東京女子医科大学と鹿児島大学医学部の共同で行なわれた症例対照研究です。

聴神経腫瘍と診断された日からさかのぼって、

1年前と5年前にどちらの耳で携帯をどのくらい使用したかの調査です。

結果は

携帯を1日20分以上使う人で、

よく使う方の耳の聴神経腫瘍の発生が

1年前から使っていた人で2.74倍

5年前から使っていた人で3.08倍

最終的な結論とは言えませんが、

常識的に考えて脳に一番近いところで使用する携帯電話は安全なのか疑問を持つ事は当然です。

不思議な事に国の総務省もマスコミをこの研究を取り上げません。

研究が発表されたのが英語の論文だったせいもあるでしょうが、

安全より携帯の普及を優先しているようにも思われます。

私達は携帯を使う時間を短くする、両方の耳を均等に使う、イヤホンとマイクを使う等、

少し自分で対策を考えたほうが良いかもしれません。

 

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