講演録 最新デ-タ-から見る高血圧

降圧剤の売上げ順位
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最終更新日:2016/02/13 10:54

武田薬品工業やノバルティス製薬の降圧剤のデ-タ-改ざんが問題になっています。

両社の降圧剤の売上げは全医薬品のトップクラスになっています。

1位と2位です。

他の薬品も含めて上位ランクの2010年売上げ一覧です。

私たちが購入する時点の売上げではなく、出荷額です。

順位

商品名

製薬会社

出荷額(億円)

薬の種類

1

プロプレス

武田薬品工業

1229

降圧剤(ARB)

2

ディオバン

ノバルティス

1100

降圧剤(ARB)

3

アリセプト

エ-ザイ

1055

認知症用剤

4

リピト-ル

ファイザ-

972

高脂肪血症スタチン剤

5

モ-ラス

久光製薬

864

NSAIDs外用剤

6

オルメティック

第一三共製薬

823

降圧剤(ARB)

7

ミカルディス

アステラス製薬

758

降圧剤(ARB)

8

ノルバスク

ファイザ

730

降圧剤(CA拮抗剤)

9

タケプロン

武田薬品工業

709

抗潰瘍剤(PPI)

10

リュ-プリン

武田薬品工業

659

抗がん剤

上位10位に血圧降下剤が5種類も入っていることは注目です。

ただし薬の特許が切れてジェネリック医薬品にたえず変わるのであくまでも2010年の数字です。

 

武田薬品工業やノバルティスファ-マ-のデータ-改ざん事件と癒着がマスコミを賑わしています。

ノバルティスに関して少し詳しく書きます。

*薬粧タイムスの記事から 2014年7月3日  要約

ノバルティスファ-マ-では高血圧治療薬ディオバン(一般名バルサルタン)を

血圧を下げるだけではなく脳卒中にも効果があるとする研究デ-タ-をまとめるために

5つの大学病院で臨床研究をしました。

その際ノバルティスの社員が身分を隠して研究に参加していました。

そして5つの大学に総額11億3290万円余が寄付されました。

分かっている大学名は

京都府立医科大学   松原弘明教授

東京慈恵会医科大学  望月正武 教授

滋賀医科大学     病院長柏木厚典教授

名古屋大学医学部   千葉大学医学部

そしてその内3つの大学でデ-タ-が改ざんされたのです。

3つの大学は

京都府立医科大学

東京慈恵会医科大学

滋賀医科大学

それらの大学の中で京都府立医科大学の松原弘明教授は3億8170万円を受け取ったとされています。

*東京新聞  2014年7月13日  要約

2012年にノバルディス疑惑が出たときにそれを払拭するため

医療専門誌に疑念を打ち消す反論座談会広告が掲載されました。

座談会で司会役を務めた日本高血圧学会役員の大学の研究室にも多額の寄付がされた。

寄付は2007年~2011年の間血圧降下剤を製造している7社から総額1億7000万円、

その内ノバルティスからは3000万円だった。

血圧の薬の効果があるなしにかかわらずこれだけの癒着がある結果、

多くの人が薬を飲んでいることにつながるのでしょうね!きっと。

 

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