自律神経と薬の作用

薬は自律神経の他の場所にも作用する
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最終更新日:2017/12/16 10:57

特定の目的があって使用した場合でも、

思いがけずその作用は同じ自律神経の支配を受ける他の場所にも影響を与え、

せっかく正常なのにそちらを狂わせる可能性もあります。

一つの神経伝達物質が色々な違った病気にも使われる例。

◎アドレナリン作動剤

うつ病の薬

精神安定剤

頭痛薬

鼻炎の薬

◎アセチルコリン作動剤

血管を拡張する薬

胃腸の薬

排尿を促進する薬

注:高血圧の薬を飲んでいる人がオシッコが出やすくなるのはそのせいかも知れません。

緑内障の治療薬

◎抗コリン剤

痙攣の薬

瞳を開く薬

排尿を押さえる薬(膀胱を緩める)

気管支拡張剤

消化性潰瘍の薬

◎コリンエステラ-ゼ阻害剤

重症筋無力症の薬

排尿をし易くする薬

認知症の薬

◎ドーパミン遮断薬

吐き気止めの薬

食欲不振改善

精神安定剤

催眠剤

◎α作動薬

血圧を上昇する薬

血圧を下げる薬

睡眠薬

膵・肝胆・尿路の鎮痙薬・痛み止

筋肉のこりをほぐし痛みを和らげる薬

◎α遮断薬

高血圧の薬

前立腺肥大の薬

うつ病の薬

片頭痛の薬

神経性疼痛の薬(リリカ)

◎β作動薬

気管支拡張する薬

心不全・心停止の薬

流産や早産防止の薬

排尿を押さえる薬(膀胱を緩める)

 

このように同じ神経伝達物質でも色々な働きに関係していることがわかります。

自然の自律神経の働きに頼らずに直接「神経伝達物質」使用する事で、

自律神経を作用させようとするのですから、目的以外の作用も起きることは当然かもしれません

 

 

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