南京事件

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最終更新日:2019/04/20 9:12

●1938年2月13日        2月12日、東京発(AP)。      

以下は、在華米国権益侵害に関する抗議に対して

広田弘毅外相からジョセフ・C・グル-米国大使に手交された通牒全文である。        

「・・・・・南京では様々な事件が判明した。

事件は、警察任務一般はもちろん、

第三国権益の保護任務に当たるべき勢力が不可避的に不十分であること、

さらに軍の前線への移動および部隊の交代が頻繁であり、

かつ市内残存の敗退中国軍および中国人不法分子掃討作戦のために

治安維持力が不十分であることからくる、市内管理の不適切に起因するものである。      

このため日本政府は、すべての関連当局に上述の訓令を理解させるため、

1月15日および1月20日に再度厳命を下した。

また他方、軍最高首脳は特別の関心をもって該事件の満足いく解決のため全力を尽さんと欲し、

現地当局に対して全ての事件につき出来るだけ迅速、明確に事実を究明し、

責任者を軍法に照らして適切に処置し、損害賠償を行うように命じた。

若干の点に関してなお調査を要するので、

外務省当局および現地軍当局は目下各事件について事実究明のため努力中である。

損失、損害の賠償については、本政府の意向はこれらの事件を出来るだけ現地で解決することであり、

その目的のために現地当局は、同地米当局と密接に接触を維持してきている。・・・・・」

 

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