原子力政策の始まりから

元素は自然の法則で動く
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最終更新日:2015/07/28 14:31

元素は自然の法則にしたがって動いています。

全ての物質の基本中の基本である元素は自然の法則に従って変化しています。

台風や地震と同じかもしれません。

宇宙の爆発・核分裂で出来た多くの元素は不安定なため放射線を出しながら崩壊を繰り返して安定した元素になります。

つまり元素の動きとは「分裂と崩壊」です。

まず分裂ですが、地球上の自然にある元素はウランを除いては分裂しません。

しかもウランは自然に分裂する事は通常ありません。

注:広い地球上には天然原子炉と呼ばれる、自然に分裂した例もあるようです。

アフリカのガボン共和国にあるオクロ・ウラン鉱床がそうだといわれています。

1938年にウランに中性子を当てると分裂し巨大なエネルギ-を発生する事が発見されました。

全てはここから始まりました。多くの科学者は人工的に核分裂させることを危険に感じていましたが、

主として政治家がそのエネルギ-を利用する事を思いつき原子爆弾や原子力発電をスタ-トさせたのです。

核分裂までは何とか出来ても分裂したあとは何倍もの不安定な元素が出来てしまいます。

その不安定な元素から放射線が出ますが、それを人間がコントロ-ルすることは出来ないのです。

 

次に崩壊ですが、地球が誕生した時恐らくウランより重いプルトニウムの様な元素が無数に出来たものと思われます。

その後何億年、何十億年以上崩壊を繰り返しやっと現状になったのでしょう。

それを兵器や発電で再び分裂をさせたため地球誕生と同じような状態に戻ってしまったのです。

元に戻るにはまた何億年の時間が必要でしょう。

 

このように自然の法則に従って動いているから人間では変えられないのです。

技術の進歩で核分裂が安全に管理されて99.99%の安全が確保出来ても、

万が一10億分の1回でもコントロ-ルに失敗すると人間の手には負えないのです。

分裂して出来た不安定な元素が今回のように飛び散ると、

あとは自然の法則で変化するだけで私達は手の下しようがありません。

これが今回の事故です。

 

 

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