事故による健康被害

福島区域の動物の異常
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最終更新日:2014/05/20 17:00

「ヤマトシジミの異常」

   琉球大学の大瀧丈二准教授は原発事故直後の5月から放射線が蝶に及ぼす影響について調査と実験をしました。

論文は英国の「ネイチャ-」に掲載され話題になりました。

この論文は不完全であるとネット上でかなり批判もあるようです。

しかし論文を全部読む限り信頼できると判断しましたので掲載します。

* 論文の概要

第1回目調査

調査対象  鱗四木翅目シジミチョウ科ヤマトシジミ

採取数   144の第一化成虫  (雄 111、 雌 33)

採取日   2011年5月13日~18日

採取場所  白石、福島、本宮、郡山、広野、いわき、高萩、水戸、つくば、東京

          第二回目との比較のため 白石、郡山、東京を除く

異常化率  12.4%

次世代のF1世代では親世代の異常が遺伝され、その次のF2世代にも異常は遺伝した。

子世代孫世代に伝わった異常

* 羽化までの日数が長くなる

* 目がへこんでいる

* 足が短い

* 羽がくしゃくしゃになっている

* 羽の模様が異常

第2回目調査

調査対象と採取場所は前回と同じ

採取数   238 (雄 168  雌 70)

異常化率  28.1%

  これらの異常は汚染されていない沖縄で採取した正常なヤマトシジミに放射線を照射することで再現した。

* 照射した放射線   セシウム-137  55ミリシ-ベルト  125ミリシ-ベルト

結論  ヤマトシジミの生理的・遺伝的悪化は福島第一原発由来の人口放射性核種によるものと思われる。

外部被爆と内部被爆の両方が考えられる。

 

「ニホンザルの異常」

  日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授はニホンザルの被爆調査をしました。

    調査地域   福島第一原発から60~80Kmの福島市西部の山林

    調査対象   個体数調整のため殺処分になったニホンザル

    筋肉1Kgあたりのセシウム量

2011年4月  1万~2万5000ベクレル

  7月  1000ベクレル

  12月頃から上昇する個体もあった

(木の実やドングリ等を食べるが、秋から冬への食料不足で木の皮を食べたと思われる)

    造血機能異常  筋肉中のセシウム濃度が高いほど赤血球や白血球の数が減少

    免疫力の低下

そのほか、イノシシ、鹿、野生化した犬、猫・・・・等の汚染が進み、

数量の増加と地域を越えた拡大の問題も出始めています。

 

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