原発を始めた理由の検証

コンバインド(複合)発電
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最終更新日:2014/05/23 17:04

前項目でエネルギ-効率について書きました。

現実には日本の電力は圧倒的に火力発電に頼っています。

LNG(液化天然ガス)、石油、石炭です。

その中でも近年LNG(液化天然ガス)が著しく伸びてきました。

設備容量では第一位(25.9%)、供給実績では石油に続く第二位(23.3%です)。

普通のLNG(液化天然ガス)の中でもエネルギ-効率が良いためコンバインド(複合)発電が増えてきました。

LNG発電ではエネルギ-効率が60%前後にもなります。

仕組みはまずLNGを燃料としてガスタ-ビンを回し発電します。

従来はそれで終わりだったのですが、コンバインドでは、

ガスタ-ビンを回した後の高温の廃熱を利用して蒸気タ-ビンを回して発電します。

つまり一回の燃料で2度発電します。

ガスタ-ビンと蒸気タ-ビンの組み合わせですから複合発電と言われるのです。

仕組みを図にします

            東京新聞 2014年2月13日から

 SCN_0096 コンバインドの仕組

 

現在コンバインド発電は新設より古い火力発電所を改造修理して作られています。

関西電力の姫路第二発電所では、1号機と2号機が平成13年の8月と11月に改造して運転開始しました。

その結果、従来40%だった電気変換効率は60%に上昇しました。

現在まで(2014年2月)に改造が終了して運転開始したコンバインド発電所は6ケ所で417万kwですが、

従来も発電していましたから、差額として増えた分は約220万kwです。

100kwの原発2基分が改造だけで増えたのです。

今後もどんどん増えてきます。

2030年代までには860万kw増える見込みです。

 コンパインド発電所の一覧表です。(2013年2月13日の東京新聞から手直ししました)

電力会社

2011年3月以降導入済み

2030年までに導入予定

北海道

 

石狩湾新港第1-3号機

東北

新潟5号

八戸5号

 

 

新仙台3号

 

 

上越1号

東京

川崎第二 1号

川崎第二 2号、3号

 

 

千葉3号

 

 

鹿島7号

 

 

五井1号

中部

上越第一、第二  2号

上越第二 2号

 

 

西名古屋7号

関西

姫路第二 新1号、2号

姫路第二 新3号~6号

北陸

 

富山新港1号

中国

坂出1号

坂出2号

九州

 

新大分第三 4号

沖縄

吉の浦1号、2号

吉の浦 3号、4号

 

注: 石炭のガス化コンバインド発電も増えています

 

 

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