核燃料サイクル

低レベル廃棄物の処理
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最終更新日:2018/06/23 10:14

原子力発電所を含め、事故を起こしていない核施設は老朽化や一定の使命を終えた後は廃炉をしなければなりません。

使用済み核燃料などの高レベル廃棄物は前項目で書きましたが、低レベルの廃棄物が大変です。

高レベル廃棄物は六ヶ所村で処理する事になっていますが、

まだ機能していないために原子力発電所の敷地に保損されていることは前項目で書きました。

また廃棄物には液体や気体もありますが、それらに関しては別に書きます。

ここではそれ以外の低レベルの廃棄物に関して整理してみます。

●低レベル廃棄物  

電気事業連合会では低レベルの中でも更に細かく高いほうからL1~L3と分けています。  

何ベクレルか?等の数値は示されていません。   

L1 制御棒など原子炉の中心に近い物   

L2 手袋、紙、布、フィルタ-   

L3 金属、コンクリ-ト  

これら低レベル廃棄物が今後どの位出てくるのでしょうか?  

これから廃炉作業に入る中部電力の浜岡1号基、2号基と全国57基がどの位のの低レベル廃棄物が発生するのか?

表にしてみました。 

       電気事業連合会、中部電力の推計  単位トン  

レベル廃棄物の例浜岡1、2号機全国57基を廃炉にした場合
L1制御棒など原子炉の中心に近い物1008,000
L2圧力容器、手袋、紙、布、フィルタ-1,00063,000
L3金属、コンクリ-ト18,900380,000

これだけの量の低レベル廃棄物をどこで処分して、どこに保管するのかはまだ決まっていません。

事故を起こしていない正常な(?)発電所でもこうなのですから、福島の事故を起こした発電所の片づけは

数十年或いは100年単位かかるかもしれません。

日本では経験がないため金額も年数も不明です。

恐らく大変なので政府は廃炉の決定ができないのでしょう。

ズルズルと使い続けて終わってから考えよう・・・・でしょう。

 

 

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