最終更新日:2014/08/02 12:03
男女や年齢の差を一切考慮しないで基準を設けることはあまり意味のあることではありません。
アメリカのフラミンガム市の「個人ごとの心疾患の発生率を予測する調査」では
各項目で男女や年齢別の数値が設定されています。
昔の日本では最高血圧は年齢プラス90位までは大丈夫とされてきました。
それが何回かの改正をへて今の基準になってきたのです。年々基準が厳しくなっています。
その結果薬の使用量が増え医療費の増加につながっているのです
* 厚生省 1987年基準「老人保健法による健康診査マニュアル」
異常を認めず
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要指導 |
要医療
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(a) |
(b) |
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最高血圧 ~139 最低血圧 ~89 |
140~159 90~94 |
160~179 95~99 |
180~ 100~ |
* 降圧目標の変化 (高い血圧を治療してこのくらいにするという目標です)
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2000年 |
2004年 |
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最高血圧 |
最低血圧 |
最高血圧 |
最低血圧 |
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80歳以上 |
160~170 |
90 |
140 |
90 |
70歳以上 |
150~160 |
90 |
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65歳以上 |
140 |
90 |
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60歳以上 |
130 |
85 |
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若年・中年者 |
130 |
85 |
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