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コレステロ-ルのお話
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最終更新日:2014/05/28 13:51

2007年3月に書きました

 

私たちは成人病検査で、善玉コレステロ-ルや悪玉コレステロ-ルの数値を見て一喜一憂します。

しかし検査で言うコレステロ-ルとは厳密に言うとコレステロ-ルそのものではありませんん。

身体にとって大事な脂質には、「中性脂肪」「コレステロ-ル」「リン脂質」「糖脂質」と言われています。

血液中ではこれらの脂質が蛋白質と一緒になって複合脂質(リポ蛋白)の形で存在しています。

複合体ですから各々の比率の違いでブヨブヨだったり固く締まっていたします。

 

一番大きくてぶよぶよしているのはカイロミクロンで、85%は中性脂肪です。

蛋白質やコレステロ-ルが多くなってくるとだんだん小さく締まってきます。

その比率でVLDL,LDL,HDLと分けられます。

その内のLDL(低密度リポ蛋白)を悪玉、HDL(高密度リポ蛋白)と言っているのです。

決してコレステロ-ルが悪いと言っているわけではないのです。

 

複合している比率が問題なのであって、コレステロールはとても大事な物質です。

 

コレステロ-ルの身体にとっての代表的な働きを書きますと、

* 各臓器や筋肉や血管などや脳神経の膜を作ったり補修したりします

   卵や母乳にコレステロ-ルが多いのは赤ちゃんの発達に必要だからです

* ステロイド系ホルモンの原料になります

   糖質コルチコイド(ステロイドホルモン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)、

   卵胞ホルモン(プロゲステロン)、男性ホルモン(テストステロン)・・・・

* 肝臓で胆汁酸になり胆嚢に貯められます

 

このようにコレステロ-ルは大変大事な物質ですから、あまり下げすぎると色々な病気の原因になります。

むしろ若干高めの方が安全かも知れません。

また高すぎる人は食事でHDLだけを含んだ食品を摂ろうとしても無理です。

LDLやHDLも複合体で、自分の身体の中で合成しているからです。

コレステロ-ル値を適正に保つためには運動をして

中性脂肪をエネルギ-として燃焼するのが一番良い方法だと思います。

 

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