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うがいと手洗い
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最終更新日:2014/05/28 14:04

2012年4月に書きました

 

寒い冬が過ぎて風邪は一段落のようです。

毎年風邪が流行りはじまるとコマ-シャルで風邪の予防に「うがいと手洗い」の薬剤宣伝が流れます。

まずうがいの効果ですが、

京都大学保健管理センタ-(川村孝教授)では

2002年から2003年にかけてうがいの効果についての全国調査をしています。

 

調査の仕方は、北海道から九州まで全国18地域でボランティア387名をくじ引きで3群に分けました。

1群 水(水道水)のみのうがい

2群 ヨ-ド液うがい

3群 特にうがいをしない

2ケ月間3群に決められたうがい行動をしてもらい、風邪を引いたか引かなかったかの調査をしたのです。

その結果風邪を多く引いた順から書きますと

特にうがいをしない      26.4人

ヨ-ド液うがい         23.6人

水(水道水)のみのうがい  17.0人

各群のばらつきをそろえてパーセントで標示すると、

「水のみうがい」は「特にうがいしない」より40%風邪を引かず

「ヨード液うがい」では「特にうがいしない」より12%風邪を引かなかったことになります。

理由は水道水ではウイルスや感染を助長する酵素が洗い流されることや、軽い塩素の効果が考えられます。

逆にヨード液では身体を守る良い菌(常在菌)を殺したり細胞を傷つける事が想像されます。

 

いずれにしても薬剤を使わずに水でうがいする事が風邪を引来づらくする事になりますし医療費の節約にもなります。

次に手洗いですが手が細菌やウイルスがついている場合には意味がありますが、

誰も感染者がいない場所や家の中で手洗いしても余り意味がありません。

ただしエチケットや子どもの習慣として洗いすることは大事ですね。

実験ではアルコ-ルで手を拭いた場合と石鹸で洗った場合では石鹸の方がウイルスの除去は良いそうです。

アルコ-ルは直ぐ蒸発してしまいますから、手の指紋に入った小さなウイルスは中々除去でず、

逆に石鹸を泡立てて丁寧に手を洗ったほうが微生物は除去出来るようです。

これも石鹸を使う事で無駄な医療費の節約につながります。

コマ-シャルに振り回されないように気をつけたいものです。

 

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