講演録 インフルエンザ

風邪とインフルエンザ
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最終更新日:2014/10/19 10:08

「インフルエンザは風邪ではありません」と言うキャンペ-ンを国、厚生省はしています。

あっちこっちにポスタ-が張ってありますね。

専門家もそう言います。

そのような主張をしていることは間違いありません。

風邪と言うのは風邪の症候群で病気の名前ではありません。

いわゆる風邪様の症状を言います。

風邪にかかると色々と症状が出ます。

熱が上がりますよね、くしゃみ、鼻水、咳、寒気、節々の痛み、

場合によっては下痢も起こしますよね。

そういう症状を総称して風邪といいます。

原因はわからないけど冷えだとか過労だとかの場合もあるでしょう。

微生物に感染してその症状を起こすものを、いわゆる風邪の症状と言います。

その中には色々なものがあります。

はしかや扁桃腺炎のように最初に風邪の症状を起こすものもあります。

そこで風邪の症状を起こす微生物を調べて原因がきちんとわかれば対処が出来ます。

風邪の感染症を起こす微生物ですが、細菌とウイルスがあります。

細菌には肺炎双球菌やインフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは違います)その他色々あります。

ウイルスですが研究者によると100~200種類くらいのウイルスが風邪の症状を起こすと言われています。

その内の一つがインフルエンザウイルスです。

インフルエンザだけが風邪ではないのです。

私たちも他の生物も感染症を起こしたときに防御機構があって原因を排除しようとします。

その働きを免疫と言います。

疫病を免れると言うことですね。

感染して免疫機構が負けたときに発病をします。

免疫ではまず原因の微生物を排除しようとします。

嘔吐、咳、くしゃみ、下痢、発熱もすべて原因を排除しようとする免疫の一つです。

 

つまりインフルエンザは風邪の一つの状態で、昔は風邪のことを感冒と言いました。

我々以上40代以上の人は感冒という言葉は知っていると思います。

流行る風邪は流行性感冒といいました。

それは皆寝ていれば治ったんです。

小さいころ39℃くらいの熱を出して、学校をお休みして、

一週間くらい寝て、お母さんがバナナかリンゴなんか切ってくれて、

頭に氷乗っけて、中には生姜湯を飲んで、そして一週間したら治った・・・・

そんな経験皆あると思います。

これがインフルエンザです。

その流行性感冒いつの間にかインフルエンザと言う名前になっちゃったのです。

それで今大騒ぎになっています。

 

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