血圧と非自立度

高齢者でも血圧が高くても元気な人が沢山います。

逆に薬を飲んでいて元気がなくなる高齢者もいます。

お話の最後は血圧と生活の自立の問題です。

まず非自立、つまり自立出来ない人の割合です。

血圧の高い高齢者が治療した時の自立度のグラフです。

 

「収縮期の血圧と自立していない人割合」

SCN_0074 収縮期血圧と自立度

 

解説

 ● 降圧剤を飲んでいる人(濃い色の四角)の方が

  自立していないことが分かります。

  左上に延びる矢印は例えば

  160の人が薬で140下げた場合(■)と

  飲んでいない140の人(□)と比べると

  自立していないことが分かりますね。

 

[自立出来ている人の割合]

今度は下、つまり拡張期の血圧です。

少し紛らわしいのですが、

今手元にこのグラフしかなかったので

申し訳ありません。

SCN_0075 拡張期血圧と自立度

解説:薬で下の血圧を下げても、

   下げない人より自立出来ていないということです。

 

高齢者になっても元気で自立していたいものですね。

終了時間になりました。

これからご質問やご意見などをお伺いしたいと思います。

今日はどうもありがとうございました。