大東亜共栄圏

占領軍を迎えるにあたって
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最終更新日:2016/08/27 10:27

敗戦後進駐軍が日本に駐留した場合、色々なトラブルを避けるため

日本政府は各地の行政を通じて回覧板を出しています。

その中の千葉県の分です。

敗戦直後でまだ国がまだ新体制になっていないため、文面には帝国政府や憲兵と言う言葉が出てきます。

原文はカナで多少読みやすくしてあります。

「外国軍隊進駐地域住民に対する回覧板」

帝国政府と連合軍最高司令官との取り決めに依り、近々連合国の軍隊が駐屯することになったが、

皆様は特に左の事項に注意しあくまで大国民としての平静毅然たる態度を失わず連合軍の軍隊に接していただきたい

(イ) 外国の軍人に対し個人が直接接触することは努めて避けることが必要である。

   但し先鋒から求めて来た場合は毅然たる態度をもって接することが大切である。

(ロ) 言葉が通じないことことから得てして摩擦間違いが起こりやすいから各町会、

   部落会では万一の場合を考えて英語の解る男子を活用することも一策である。

(ハ) 国内の治安維持は従来通り警察官、憲兵が当たるが当るのであり

   連合国側が勝手に交通機関等を押さえる様な事はないから決して動揺することなく、

   又濫りに住居を逃げ出す様な事は絶対してはならない。

(ニ) どんなことがあっても腕力沙汰に訴えてはならぬこと、

   又自分勝手に個々に談判せず問題が起きたら直ちに詳細に憲兵に届出でられたい。

(ホ) 特に婦女子は日本婦人としての自覚をもって濫りに外国軍人に隙を見せぬことが必要である。

(ヘ) 婦女子は淫らな服装をやらぬこと、又人前で胸をあらわしたりすることは絶対禁物である。

     (又支那人に対しては素足を見せることはいけない)

(ト) 外国人が例えば「ハロ-」「ヘイ」とか片言の日本語で呼びかけられても

   婦女子は相手にならずに避けることが必要である。

(チ) 特に外国軍隊駐屯地付近に住む婦女子は夜間は勿論、昼間でも人通りの少ない場所を独り歩きしてはならぬ

 

 

 

 

 

 

 

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