日本の毒ガス戦

山西省の冬季粛清作戦
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最終更新日:2015/07/11 12:13

上記山西省の毒ガス戦に関する日本軍の1942年分資料・戦闘詳報が発見されました。

山西省では陸軍第一軍(司令官岩松義雄中将)が

1942年2月~3月にかけて「冬季山西粛清作戦」を実施しました。

第36師団(弘前)の第223連隊(高木部隊・秋田)や

第224連隊(近藤部隊・山形)が山西省で行った塵滅作戦(いわゆる三光作戦)です。

使用したのはイペリットガスとあか弾、あか筒です。

*第36師作命甲第906号

第36師団命令  2月6日13時 襄垣戦闘指令所

1、36師作命甲第906号に示せる撒毒地区の件左記の如く定むる

        左記

2、撒毒地  柳蒲、王家峪、東田鎮、半蒲北方地区、黄煙洞、左会、五軍寺、河南店

セキガイ、東堡鎮附近とす

3、主要道路より離隔せる地点に於て重要施設を発見せる場合之を撒毒す

4、撒毒地はその都度報告すべし

*雪歩224作命第16号

近藤部隊命令  2月9日20時 坪煙村

中略

5、松尾大隊は依然掃討を続行すると共に特種作業隊ををして

   石瓮村(石門村東方四粁)、馬西坡角、朝陽坡、柳蒲、馬嵐頭、磚壁附近に撒毒せしむべし

   撒毒セル地点、毒量をその都度速かに報告すべし

*雪歩224作命第18号

藤部隊命令  2月11日16時 団松村

中略

6、上記期間(注:2月13日~16日)に於て馬嵐頭、磚壁、東田鎮、王家峪附近に撒毒を実施す

   之が為特種作業隊を13日まで松尾大隊に、15日平塚大隊に、16日岩渕大隊に配属す

*雪歩224作命第27号

近藤部隊命令別紙

中略

6、本期(2月19日~21日)に於て磚壁、東田鎮、王家峪に撒毒す

中略

2月20日

3、本日左の如く撒毒す

松尾大隊-磚壁及びその周辺  25kg

岩渕大隊-東田鎮       25kg

2月21日

8、王家峪及び下合の兵舎並その周辺に撒毒す

   毒量18kg 残余なし

 

 

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