防疫給水部(細菌戦部隊)

731部隊の土地と建物
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最終更新日:2014/06/15 9:49

ハルビン市の近くの平房(ピンファン)に作られた731部隊は8キロ四方以上にもなる広大な土地で,

70~150棟もの建物があった巨大な秘密都市として特別軍事地域に指定されました。

特別軍事地域の為、回りは高い塀に囲まれ、上空は飛行禁止とされ、

たとえ日本軍人であろうとも通行証のないものは部隊に入れないくらい機密が守られました。

また部隊内に勤務する者でも自分の所属する建物以外で何が行なわれていたのか知ってはいけないほど

秘密に包まれていたこともあって、戦後長い間公けにならなかったのです。
秘密都市には多くの研究施設が作られ、日夜身の毛もよだつような微生物の研究、

特に細菌の研究が行なわれていました。

敷地と建物に関しては、「731部隊の組織」に見取り図を載せたので参考にしてください。
                 
[ ロ号棟とマルタ ]
  731部隊では細菌を実戦に使用するために生体実験を繰り返していました。

人体実験の犠牲になった人は3000人以上と言われています。

人種による細菌の効力の違いを調べるために色々な人種の人達が犠牲になりましたが、

やはり中国人が大多数を占めていました。

人体実験をするために捕虜収容所を作りました。

捕虜収容所は丁度カタカナの「ロ(四角)」の形状のためロ号棟と呼ばれていました。

中国側では四方楼と呼んでいます。

ロの内側は7号牢獄と8号牢獄という2階建てで長さ約40m、巾18mの監獄になっていました。
一度731部隊の門をくぐりロ号棟に入ったものは名前を剥奪され番号をつけられ、

「マルタ(丸太)」と呼ばれ単なる材料として1本2本と数えられました

そして再び生きて帰ってくることはありませんでした。
ロ号棟に入れられた(人体実験用の)捕虜は表面上犯罪者で死刑囚と言う名目でしたが、

実際は関東軍の憲兵隊が町から集めてきて

特移扱(特別移送扱い)として731部隊に送り込んだ一般人も多かったのです。

 

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