講演録:南京事件の真実は?

事変と戦争
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最終更新日:2014/06/21 9:34

このようにして少しずつ第二次上海事変は拡大していくのですが、ここで戦争と事変の説明をします。

日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦・・・皆戦争です。

ところが満州事変、支那事変、上海事変等は事変と呼びます。

戦争まで大規模にならない小競り合いを事変と呼び、大本営は作られません

それと大事なことは戦争だと戦争に関する国際法規を守らなければなりません。

逆に言えば事変だと国際法に縛られないで何でも出来ることになるのです。

 

当然のことですが日本軍では戦争とするか事変とするかで相談が行なわれています。

結論から言うと事変にしたのですが、その理由は次のことが考えられます。

*事変とした理由は

簡単に中国軍にを打撃を与えて早く終わると思っていた

正式に宣戦布告をする大義名分がなかった

石油、鉄をはじめ多くの物資をアメリカから輸入していたため、小競り合いだという名目にしておきたかった

ハ-グの陸戦に関する条約を逃れるため

ハーグ条約に関することは陸軍の資料にもあります

*8月5日の陸軍次官通牒「陸支密第198号 交戦法規の適用に関する件」(原文カナ)

現下の情勢に於いて帝国は対支全面戦争を為しあらざるを以って「陸戦の法規慣例に関する

条約其の他交戦法規に関する諸条約」の具体的事項を悉く適用して行動することは適当ならず

      注:都合が悪いからハ-グ条約を適用しない事にする

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