組織荷重係数

全身に放射線を浴びても、身体の何処に浴びたかで影響が異なります。

私たちの身体には放射線に対して強いところと弱いところがあります。

外部被爆で全身に放射線を浴びた時どの部位にどの位の影響があるかと言う表です。

国際放射線防護委員会(ICRP)が1990年と2007年に発表した勧告です。

ほとんど変わっていませんが比較のため両方表にしました。

 

●組織荷重係数

 全身に放射線を「1」浴びたとき、どの場所に何%の影響が出るかと言う部位別係数です。

 2007年勧告の順位にしました

器官・組織名

1990年勧告

2007年勧告

肺

0.12

0.12

胃

0.12

0.12

結腸

0.12

0.12

骨髄(赤色)

0.12

0.12

乳房

0.05

0.12

生殖腺

0.20

0.08

甲状腺

0.05

0.04

食道

0.05

0.04

膀胱

0.05

0.04

肝臓

0.05

0.04

骨表面

0.01

0.01

皮膚

0.01

0.01

脳

 

0.01

唾液腺

 

0.01

残りの器官・臓器

0.05

0.12

注:従来は生殖腺が一番影響を受けるようになっていましたが、

 低くなり乳房への影響が増えています。

 この%はあくまでも「1」浴びた時の各臓器の影響比率です。

 年齢によってもでも影響度合いは異なりますし、比率は低くても受精卵に与える影響は大きいので、

 女性特に妊婦がレントゲンを受けるときや乳がん検診は注意を要します。