五重の壁で安全か?

最初に原子力発電の本当の目的は2つです、と書きました。

●公共事業として巨大なお金を動かす事。

●使用済み燃料からプルトニウムを取り出していつでも核兵器を作れる状態にしておく事

 

しかしこの目的を前面に押し出すと国民の支持を受けられません。

そこで国民向けに掲げられた目的が次のことです。

●五重の壁に守られている

●将来のエネルギ-不足に備える

●コストが安い

●地球温暖化(Co2)に良い

 

国民向けに作られた目的が本当にその通りなのかを調べてみます。

 

「五重の壁」

政府の刊行物や教科書には五重の壁という言葉が出てきますので、さも安全そうに見えます。

五重の壁とは何でしょうか?

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●第1の壁 ウラン燃料はペレット状に固められている

●第2の壁 ジルコニウムの被覆管に入っている

●第3の壁 圧力容器(原子炉)に入っている

●第4の壁 圧力容器は格納容器に入っている

●第5の壁 その外側は建物になっている

 

これが五重の壁ですが、国民は信じていたのでしょうか?

きっと信じていたのでしょう。

今見ているとバカバカしい壁だと思います。

当然のことですが、第一の壁がメルトダウンすれば自動的に全て破られる事が分かりました。

国民はいざ知らず、専門家と言われる人がこの五重の壁を言ったとは信じられない思いです。