発生源から見る分類

前の概念図で分かりますが、

さらにもっと細かく説明します。  

A 一次生成粒子

 堆積物の破砕や研磨等の細粒化や

 物の燃焼によって最初から微粒子として生成されるもの。     

 比較的粗大粒子が多く     

 大気の滞在時間  数分~数時間     

 空中移動距離   数m~10Km

 1.煤煙・燃焼  

   石炭や石油の燃焼により発生する
 2.粉塵     

   物の破砕等により発生
 3.土壌粒子   

   風塵・砂塵嵐により発生                

    Si(珪素)、Al(アルミニウム)、Ti(チタン)、

    Fe(鉄)を含む、黄砂もその内に入る
 4.海塩粒子   

   海面から発生。

   CaCO3(炭酸カルシウム)、NaCl(塩化ナトリウム)等
 5.タイヤ磨耗粉塵、スパイクタイヤ 
 6.植物性粒子
 7.動物性粒子
 8.宇宙塵

B 二次生成粒子

  固定の場所や移動最中の燃焼に伴って発生する

  硫黄化合物、窒素酸化物、塩化水素等のガス状物質が、

  主として化学反応により核生成、凝縮、等により生成される。