現在の血圧基準

男女や年齢の差を一切考慮しないで

基準を設けることは

あまり意味のあることではありません。

アメリカのフラミンガム市の

「個人ごとの心疾患の発生率を予測する調査」では

各項目で男女や年齢別の数値が設定されています。

 

昔の日本では最高血圧は

年齢プラス90位までは大丈夫とされてきました。

それが何回かの改正をへて

今の基準になってきたのです。

年々基準が厳しくなっています。

その結果薬の使用量が増え

医療費の増加につながっているのです

 

●  厚生省 1987年基準「老人保健法による健康診査マニュアル」

異常を認めず

 

   要指導

 要医療

 

  (a)

 (b)

最高血圧 ~139

最低血圧  ~89

140~159

90~94

160~179

95~99

180~

100~

 

●  降圧目標の変化(高い血圧を治療してこのくらいにするという目標です)

 

 

2000年

2004年

最高血圧

最低血圧

最高血圧

最低血圧

80歳以上

160~170

90

140

 

 

90

 

 

70歳以上

150~160

90

65歳以上

140

 

90

 

若年・中年者

130

85

130

 

85