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キーワード「うさぎ狩り作戦」を含む投稿一覧

  • 死亡率が高い作業所

    2020/07/30
    10:51

    労務者の死亡率は場所によってかなりの違いがあります。

    仕事の危険度合いの違いもあるでしょうが、

    あまりに高い死亡率の作業所は、

    過酷な強制労働、劣悪な生活環境や食事、

    凄惨なリンチのせいだと思われます。

     

    ●労働者の3割以上が死亡した作業です。

     戦線鉱業   仁科作業所   46.0%

     川口組    芦別作業所   45.4%

     地崎組    大夕張作業所  44.9%

     鹿島組    花岡作業所   41.5%

     日鉄鉱業   釜石作業所   41.2%

     古河鉱業   足尾作業所   39.8%

     日本鉱業   峯ノ沢作業所  36.2%

     日本港湾業界 室蘭 3作業所   32.5%

     川口組    室蘭作業所   31.9%

     宇部興産   沖ノ山作業所  31.4%

     

    ●参考までに

     戦後ソ連によって極寒の地シベリアに抑留され、

     強制労働を強いられた日本人の死亡率は約10%です。

     それと比較すると異常に高い死亡率だった事がわかります。

     

    ●低年齢と高年齢の死亡率

     16歳から69歳までが圧倒的に多いのですが、

     15歳未満の子どもや70歳以上の老人も含まれています。

     ◎15歳未満 142人 死亡者10人 死亡率  7%

     ◎70歳以上   11人 死亡者  7人 死亡率63%

             

    「うさぎ狩り作戦」による無差別連行で、

    子どもや老人が紛れ込んだと思われます。

     

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  • 連行方法

    2020/07/29
    16:17

    供出方法に

    色々な名前が使われたとしても単に名目上で、

    侵略している相手国から連れてくるので、

    まともな手段では労働者は集まるはずがありません。

    強制的な連行しかないのです。

    有名なうさぎ狩り作戦といわれる

    連行について証言を載せます。

    (全て少し読みやすくしています)

     

    ●矢崎新二 証言

     昭和18年9月、

     北支の各師団では労工狩りの実習がありました。

     野っ原に円陣をはり、各中隊旗をたて、

     ドラを鳴らし、ウサギを追い出し捕まえる演習です。

     私は実際の作戦には参加しませんでしたが、

     方面軍からの命令は知っています。

      1 17から45歳までの男子はすべて逮捕すべし

      2 断髪の女性は逮捕すべし

      3 逃げる者、反抗する者は射殺すべし

     そして昭和18年10月、

     北支那派遣軍の作戦として、

     59師団から部隊が抽出され、

     山東半島の付け根に集結しました。

     兵隊は10メ-トル間隔くらいに並び、

     山東半島を押し上げる形で

     人狩りを矢っていった訳です。

     附近の海上は海軍が船を浮かべて封鎖しました。

     

    ●城野宏 証言

     ・・・・村を取囲み、

     50人1組にして縛り上げで人狩りをし、

     済南の収容所に持って来て、

     各地へ配分するわけです。

     主として満州と内地でしたね。

     内地へはこの時1,000人余り、

     青島から船で送ったんです。

     船が来るまで砂浜に鉄条網を張って、

     そこに放り込んでおいた。

     メシもろくに喰わせず、

     ここで1/3の200人余りが死んだ。

     フラフラの彼らの所に憲兵がやってきて、

     拷問したりしましてね。

     配分については興亜院から連絡部を通じて

     方面軍司令部へ政府の意向が伝えられ、

     それにもとづいて行なわれたものと思われます。

     

    ●大野貞美 証言

     ・・・・部落から部落をずっと押して行って、

     18歳から45歳までの男子を全部集める。

     それと山羊、牛、豚、真鍮類を全部集めるわけです。

     村人にそれを全部持たせて

     一定の地域に集合させるわけです。

     そこに軍のトラックが来て、

     山羊は山羊、真鍮は真鍮、

     人間は人間でまとめて連れて行くのです。

     つまり戦闘が目的ではなくて、

     物資の掠奪と人間の徴発が目的なんです。

     人間は青島に大きな体育館があるわけですが、

     入りきらないので、

     第一公園の競馬場に入れたわけです。

     その数は何千だか何万だか分からんです。

     

    ●小島隆男 証言

     強制連行は、1942年頃やりました。

     太平洋戦争が激しくなってきて

     日本の労働力が不足してきました。

     軍司令官命令で、中国人を強制逮捕し、

     強制連行、強制労働につかせて、

     労働者の不足をカバ-するのです。

     「いかにしたら、中国人を効率よく逮捕できるか」

     という課題を命令として軍司令官から受け、

     我々は1ケ月にわたって訓練しました。

     作戦は抗日根拠地を中心に

     コンパスで半径16キロメ-トルの円を描く、

     そういう大きな円をこしらえて、

     そこへ何万もの軍人を円周上に並ばせて

     包囲体形をとらせます。

     1個中隊が4キロメ-トルの横隊になり、

     各隊には憲兵を配備します。

     上空には飛行機が情報投下のため飛び回っています。

     その円の中にいる中国人を

     中心へ中心へと追い込む作戦を行ないました。

     包囲圏の上を絶えず飛行機が飛んでいて、

     早く出すぎるところは通信筒を落として「もっと遅く行け」、

     遅れているところは「もっと早く行け」と先を急がす。

     そして、もしも頑強に抵抗する

     部落があった場合には、

     予備に置いてある戦車隊で攻撃する。

     この作戦はいわゆる「うさぎ狩り作戦」です。

     半径16キロメ-トルの円周をだんだん縮めながら、

     中にいた中国人を捕らえては

     憲兵隊に引き渡しました。

     この時抵抗する民衆は出来るだけ殺さず、

     憲兵はその中から身体の丈夫そうな人を捕まえ、

     後手に数珠繋ぎに縛って連れて行きました。

     こうして捕まえた人々をがんじがらめに縛り、

     貨車に詰めるだけ詰めて、

     外から針金で入口を縛り、

     立たせたままで強制連行しました。

     駅について食事を与えるにも

     窓から投げ入れるだけです。

     窓の近くにいた人だけ受取って、

     大小便は垂れ流し、

     大きな駅に着くと扉を開けて死体を放り出して、

     また汽車は動き出す。

     これが私の知っている強制連行です。

     

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  • 供出の名目

    2020/07/29
    16:06

    供出機関間からどの様な名目で供出するかは、

    前項目資料にあるように

    色々な名目が使われました。

     行政供出  24,050人

     訓練供出  10,667人

     特別供出   2,763人

     自由募集   1,455人

     

    本来、供出とは

    官庁や軍の要求に応じて

    物品等を提供することで、

    人間に使う言葉ではありません。

     

    ●行政供出

     通常は現地軍、国民政府、華北政務委員会の

     行政命令に基づいて、

     都市郷村から強制割当で供出させました。

     囚人も含まれます。

     しかしだんだんとそれも困難になるので、

     通称「うさぎ狩り作戦」で

     強制連行して行政供出としました。

     捕虜の場合は一旦収容所へ入れてから

     訓練供出としました。

    ●訓練供出

     八路軍や国民党軍の

     戦争捕虜を連行する場合は、

     ジュネ-ブ条約違反になりますので、

     一旦俘虜収容所へ入れて、

     一定期間訓練をして訓練生として供出しました。

    ●特別供出

     元々、鉱山や造船や荷役の経験や技術を有する

     労働者をこのように呼びました。

     しかし連行は強制です。

    ●自由募集

     労働者のほうから募集に応じた場合ですが、

     現実にはないので、

     結局は甘言で騙して連れてきました。

     

     

     

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