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キーワード「イペリット剤」を含む投稿一覧

  • 発見された毒ガス実験の証拠

    2020/08/04
    16:01

    [日本軍毒ガス演習所]

    2012年8月13日 東京新聞から転載

    旧満州国の軍事施設跡を調べている民間団体

    「国境軍事要塞群日中共同学術調査団」が、

    中国ハルビン市社会科学院と昨年10月末に調査した。

    2006年に日本の研究者が見つけた

    「満州第95部隊」の化学兵器訓練の

    実施要領の資料を基に調べた。

     

    資料は6ペ-ジで、

    表紙に「第1回実物演習」「極秘 用済廃棄」等と記載。

    1942年(昭和17年)の6月16~19日に、

    撒毒小隊が毒ガスを撒布し、

    消毒分隊や制毒分隊が対処する訓練計画が書かれていた。

    猛毒のイペリット剤「きい」計700キロを使うとあり、

    演習場の建物の配置図や、近辺の地図を記載。

    場内の井戸水については

    「絶対飲用ニ適セサルヲ以テ雑用ノ外使用ヲ禁ス」とあった。

    調査団は地図に「愛河」という駅が書かれていることに着目。

    黒龍江省牡丹江市の東側に現存する「愛河駅」と推測し、

    地図とグ-グルの衛生写真を照らし合わせて演習場を探した。

    地図の縮尺が誤っていたが、

    鮮明な衛生写真を頼りに地形から場所を特定した。

    現地に行くと、井戸や古い塹壕跡が

    配置図通りに見つかり、資料に書かれた演習場と断定した。

    以下省略

     SCN_0089 満州演習所

     

    [日本軍による毒ガス実験]

    日本軍は中国東北地方で化学戦の実験を行っています。

    正式に実験と言われたわけではありませんが、

    生体実験をしたり、ある地区に毒ガスを

    空から撒いたりして死亡率を調べています。

    10数回あると言われた実験では

    590人以上が死傷されたといわれています。

    その一覧です。

     

    ●日本軍が化学兵器の試験で無辜の民を殺害した事例

    紀学仁「日本軍の化学戦」から

     

    時期

    試験期間と場所

    試験内容

    試験対象

    結果

    1937年初め

    牡丹江陸軍病院

    イペリット殺傷作用

    一般人3人

    全て翌日死亡

    1940年

    6月上旬

    関東軍化学部隊

    ハイラル飛行場以北草原

    びらん性毒剤を200kg、

    面積1000m²に散布

    農民56人

    毒死6人

    毒傷50人

    1940年

    7月中旬

    関東軍化学部隊

    フラルジ以東の草原

    びらん性毒剤を100kg

    面積2000m²に散布

    農民30人

    毒死5人

    毒傷25人

    1940年9月

    関東軍特別大演習

    牡丹江地域

    イペリット砲弾9800発、

    発射し、効能試験

    「犯人」50人

    全員毒死

    1940年11月

    関東軍化学部

    ホルンベイル草原

    飛行機から茶弾50kg

    投擲、青酸30トン放射

     

    情況不明

    1940年

     8月~9月

    第39師団

    湖北省当陽

    びらん性毒剤を全身に塗る

    捕虜3人

    毒傷後銃殺

    13門の大砲でびらん性毒弾と

    榴弾発射

    捕虜80人

    全員死亡

    イペリットの殺傷及び消毒試験

    捕虜5人

    中毒後死亡

    イペリットに汚染された馬用飼料

    馬15頭

    死亡

    ジフェニ-ルシアンアルシン砲弾試験

    12門の迫撃砲を使用

    捕虜70人

    69人死亡

    1人重態

    野砲1問で赤弾152発を発射

    捕虜70人

    中毒

    爆弾の対比実験、

    榴弾152発を発射

    最後に殺害

    1942年

     5月下旬

     7月下旬

    関東軍化学部練習隊

    内蒙古扎蘭屯

    東南6キロ

    びらん性毒剤を2回撒布

    農民107人

    7人毒死

    100人毒傷

    1943年1月

    関東軍化学部練習隊

    内蒙古扎蘭屯

    東南8キロ

    大型赤筒50個、

    大型発煙筒50個

    迫撃砲赤筒30発

    情況不明

    情況不明

    1943年

    7~8月

    関東軍化学部練習隊

    黒龍江碾子山

    びらん性毒剤の試験

    農民39人

    4人毒死

    30人毒傷

    1943年9月

    関東軍化学部練習隊

    黒龍江碾子山

    赤筒の効能試験

    農民24人

    3人毒死

    40人毒傷

    1944年

    8月中旬

    関東軍化学部練習隊

    フラルジ

    毒剤100kgを

    面積2000 m²に撒布

    農民24人

    4人毒死

    20人毒傷

    1945年8月

    関東軍化学部練習隊

    フラルジ演習所

    赤筒30個を放射

    農民10人

    10人毒傷

    上記毒ガスの生体実験の内

    1940年8月~9月に第39師団が

    湖北省当陽地区で行った実験は

    150人以上の参観見学者の前で行われた

    大規模なものでした。

    戦後中国が告発した内容です。

     

    ●第39師団が抗日軍捕虜を利用して

     毒ガス実験を行ったことに対する

     柴田修蔵、黒瀬市夫の告発  1954年8月1日

     一 時期 1940年9月14日から2週間

     二 場所 湖北省当陽県当陽西南高地

     三 毒ガス訓練の責任者 酒井中将

     四 教官 第39師団工兵代39連隊連隊長金原中佐

     五 訓練人員 第39師団第223連隊大隊長

            蓑毛少佐を先頭とする将校、下士官、

            兵士及び第13師団と

            当陽駐屯の各部隊の派遣人員150人

     六 警戒兵力 1個大隊(機密保持の任務を負う)

     七 訓練及び実験内容

      1 イペリット(びらん性気体)の実験。

         目的はイペリットの効力、消毒方法およびその降下の研究。

        宣昌作戦で逮捕した5名の抗日軍捕虜の

        手足をしばるという方法で実験した。

         1人目は上半身裸にし、

      顔面と上半身をイペリットにさらして、

      その糜爛情況を観察した。

         2人目は顔面をイペリットにさらしてから

      10分後に消毒を行ない、効果を観察した。

         3人目は同様の方法で、間隔を20分とした。

         4人目は同様の方法で、間隔を30分とした。

      5人目は同様の方法で、間隔を40分とした。

         実験の終了後、全員を刺殺した。

        16頭の馬、ラバにイペリットに実験をする。

      飼料のなかにイペリットを混入して馬、

        ラバに与えると、よだれを垂らして死んだ。

        外部からイペリットを放つと、麻痺したあと死んだ。

      2 一時性くしゃみガスの効力実験。

       宣昌作戦で逮捕した70名の抗日軍捕虜の

       手足をしばりつけ、壕内に押し込むか

       あるいは隠蔽した砲座のなかにおき、

       12門の迫撃砲と1門の野砲で

       連続20分間くしゃみ性毒ガス弾を発射し、

       その後、訓練生を現場につれていって観察させた。

       結果は隠蔽砲座に入りこんだ

       1人が苦悶の情況を呈していたのを除いて

       その他の全員が毒ガ.スによって死亡していた。

      3 砲弾の爆裂殺傷力に関する実験

        宣昌作戦で逮捕した70名の抗日軍捕虜の

        手足をしばりつけ、壕内に押し込み、

        12門の迫撃砲と1門の野砲で連続20分間、

        榴弾を発射し、その後、結果を検査した。

        結果は数日来降りつづいた大雨で壕内に水がたまり、

        水でおぼれるか砲弾の爆撃で、全員が殺害された。

     

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