「エネルギ-関連研究予算」
原発に代わる各種のエネルギ-を増やす必要があるのは当然で
どこの国でもそれなりの努力をしています。
国家や公機関がどの位予算をつぎ込んでいるのかが一つの目安になります。
●2009年の各国のエネルギ-開発予算のうち原発が占める割合です。(IEAと内閣府の資料)
![SCN_0096 エネルギ-原子力の割合](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAIAAAAAAAP///yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7)
注: 原子力の部分を見てください。
上から4段目です。
日本の原発予算がアメリカと比べてケタ違いに多いのがわかります。
率ですから正確ではありませんが、見ただけでもドイツやフランスより多いことがわかります。
つまり日本はその他のエネルギ-開発に力を入れていないということです。
●2010年の同じ趣旨のグラフですがわかり易くなっています。(IEA資料)
![SCN_0097 エネルギ-関連予算](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAIAAAAAAAP///yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7)
注:このグラフでは省エネ、化石燃料、再生可能の研究の手を抜いていることがわかります。
国家や国民の目が原子力に注がれていたのですから仕方がないでしょう。