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キーワード「プルサ-マル」を含む投稿一覧

  • 六ヶ所村の再処理工場

    2020/07/02
    11:39

     

    SCN_0056

    いきなり六ヶ所村の処理施設の工程図です。

    六ヶ所村は使用済み燃料からプルトニウムを分離して、

    次の高速増殖炉用の燃料を作るための工場として建設された再処理工場です。

    予定では1年間で800トンの使用済み燃料から約8トンのプルトニウムを取り出す予定です。

    工場は1993年4月から建設が始まり2000年から本格操業に入る予定でした。

    しかし何度もトラブルを起こし現在操業の予定すら立てられない状態になっています。

    全国の原子力発電所から処理するために持ち込まれた使用済み燃料は

    工場工場の冷却プ-ルで満杯になり、

    これ以上持ち込めない状態で、

    現在使用済み燃料は各地の原子力発電所の敷地内に保存されています。

    それも間もなく満杯になる予定です。

    図を見ながら解説します。

    上部の黒い部分の左側からです。

    下の方が解説や図です。

    ●貯蔵・冷却

     日本中の原発から運ばれた使用済み燃料を安定するまで冷却・貯蔵する。

     この時、燃料が破損したり、冷却水が漏れて冷却できなる事故が起きる危険性がある

    ●剪断・溶解

     ウラン燃料は陶器のように焼き固められ、

     長さ4メ-トルのジルコニウム(ジルカロイド)の筒に入っています。(核燃料を参考)

     冷却が終わった燃料棒を筒ごと細かく切断して高温の濃硝酸に溶かします。

     燃料棒に閉じ込められていた放射能の気体が放出する

     燃料が入っている長いジルコニウム(ジルカロイド)が火災を起こす危険がある

     溶かす硝酸が加熱する危険がある

     臨界(核分裂)事故を起こす危険がある

     被覆筒・ジルコニウム(ジルカロイド)は放射性廃棄物になる

     ●分離・分配

     機溶媒や希釈剤を使って始めに核分裂生成物を分離し、

     次にウランとプルトニウムを分離する

     高レベル廃液は、蒸発・濃縮後貯蔵し、ガラス固化して貯蔵する

     水素・溶媒爆発を起こす危険がある

     臨界事故が起こる危険性がある

     放射能漏れの危険性がある

    ●精製

     ウラン溶液、プルトニウム溶液から核分裂生成物を除去する

     精製後のウラン溶液の一部は、プルトニウムと50%ずつの割合で混合する

       注:プルトニウムを単体で取り出すと核拡散防止条約に触れるので、混合して保存します。

     爆発の危険性がある

     臨界の危険性がある

     放射能漏れの危険性がある

    ●脱硝

     ウラン溶液、プルトニウム溶液から硝酸を除去し、酸化物粉末にする

     蒸発缶の過熱する危険性がある

     プルトニウム漏れの危険性がある

    ●粉末貯蔵

     ウラン酸化物粉末、ウラン・プルトニウム混合酸化粉末として貯蔵する

     移送事故の可能性がある

     プルトニウム漏れの危険性がある

     

    仕組みはこのようなものですが、各工程にわたっての問題点があります。

    ●各行程で放射性ガス

     再処理工場では燃料棒を金属の筒ごと細切れに断裁します。

     その時燃料棒に閉じ込められていた気体性の放射性物質は飛び出します。

     出る放射性元素は、クリプトン-85、キセノン、ヨウ素-129、131、炭素-14、セシウム、ルテニウム、他

     大気中への排出は「充分な拡散・希釈効果を有する

     高さ約150メ-トルの主排気筒から放出されています。

     要するに高い煙突から撒き散らしているのです。

    ●各行程で廃棄物

     低レベル放射性廃棄物、高レベル放射性廃棄物

    ●各行程で海水に

     各工程で大量の汚染水が出ることは当然です。

     これらは沖合い約3キロメ-トル、水深約44メ-トルの海洋放出口から海へ垂れ流ししています。

     トリチウム、テクネチウム、セシウム、アメリシウム、ヨウ素、プルトニウム、ロジウム、コバルト他

      注:福島の汚染水で問題になっているトリチウムは六ヶ所村では薄めて海中に流しています。

     

    六ヶ所村は一般の原発と違って処理施設ですから別な環境基準で運営されています。

    通常運転で常時放射性物質を環境中に放出する事を認められているのです。

    つまり管理目標値が違うのです。

    これはインチキでしょう。

    ●大飯原発と比較します

     

    希ガス・クリプトン-85

    液体・トリチウム

    六ヶ所村再処理工場

    33万兆ベクレル/年

    1万8000兆ベクレル/年

    大飯原発

    925兆ベクレル/年

    排出 0

    日常の報道に出ませんが、

    原発と再処理工場の比較では六ヶ所村の方が桁違いな放射能を環境に出しています。

    計算上ですが、原発が1年間で出す放射能を1日で出すといわれています。

     

    再処理工場で処理すると、各種廃棄物に分けたりガラス固化するので、

    汚染物質の量的は増えてしまいます。

    再処理しないで直接に地中へ埋めれば(直接処分)済むものを、

    わざわざ莫大なコストを掛けて汚染物質を増やしているのが、

    極論かもしれませんが再処理です。

    単にプルトニウムを欲しい、それだけの理由です。

     

    ●再処理する事で放射性汚染物質の量がどれだけ増えるかという図です。

     電力会社の電気事業連合会の作った図ですから。

     かなり 少なめに計算されている筈です。

    SCN_0068

    しかし実際には六ヶ所村再処理工場は動いていないのですから、単に計算上の図です。

    六ヶ所村再処理工場では処理をするつもりですから、

    毎年各電力会社と処理に関する契約をしています。

    これも動いていないのですから契約だけで、実行されないため毎年毎年契約変更しています。

     

    電力会社の資料にある図です

    ●六ヶ所再処理契約

    SCN_0069

     

     

    つづきを読む

  • 高速増殖炉とは

    2020/07/02
    11:25

    問題になっているだけではなく

    実際には完成しないだろうと思われているのが高速増殖炉「もんじゅ」です。

    高速増殖とはどんな意味でしょうか?

     

    「増殖炉」

    通常の原発では中性子がウラン-235に当って核分裂を起こすことは書きました。

    その時一部の中性子が核分裂しないウラン-238にも当ります。

    するとウラン-238はベ-タ-崩壊を繰り返しながら、

      ウラン-238

         ↓

      ウラン-239

         ↓

      ネプチニウム-239

         ↓

      プルトニウム-239

    このようにプルトニウム-239になります。

    プルトニウムは更に変化し、別経路で238、240、241、242へと変化もします。

    プルトニウム-239は核分裂(燃える)します。

    他のプルトニウムはほとんど分裂しません。

    通常の軽水炉でもプルトニウムが出来るのです。

    勿論ウラン-235の分裂より、プルトニウムの生産は少なくなります。

    (増殖率又は転換率が少ない)

    前項目の「核燃料の燃焼による変化」を参考にして下さい。

    そこで、もし軽水炉を運転してウラン-235を使う量より

    プルトニウム-239の生産が多くなれば、

    運転すればするだけ次の燃料が増えるのです。

    ウラン1つを燃やしてプルトニウムが2つできればむしろ燃料は増えていきます。

    無限のエエルギ-が得られるのです。

    それ専用の原発を 作ろうして考えられたのが「高速増殖炉」です。

    つまり「もんじゅ」ですし、実験炉では「常陽」があります。

     

    「高速増殖炉の燃料」

    最初の分裂を起動させるための若干のウラン-235、

    それと分裂させるためのプルトニウム-239、

    そのまわりをぐるっとウラン-238で囲んだ八角形の構造です。

    核分裂が始まると中心のプルトニウムから中性子が飛び出し

    外側のウラン-238に当って、さらにプルトニウムを作ろうということです。

     

    「高速増殖炉(もんじゅ)の基本的仕組み」

    普通の原発ではウランを核分裂させる中性子はスピ-ドの遅い中性子(熱中性子)です。

    中性子のスピ-ドを遅くするために減速材として水が使われています。

    中性子が当って核分裂するとそこから平均2.5個の中性子が飛び出します。

    その内1個が次のウランに当るようにコントロ-ルすることで、安定した分裂が維持されます。

    しかしわざわざプルトニウムを増やそうとするのですから、方法を変えます。

    燃料としてウラン-235を使わずに、分裂するプルトニウム-239を使います。

    スビ-ドの速い高速中性子をプルトニウム-239にぶつけて、

    分裂時に発生する次の高速中性子の数を多くします。

    その中性子が分裂しないウラン-238に当ってプルトニウムが出来るのです。

    このあたりに多くの問題点があります。

     ・ 高速中性子は衝突確率が低いため核燃料を多く詰め込んで密度を上げる

     ・ エネルギ-発生が大きいので温度が高くなる

     ・ 中性子が減速してしまうため、冷却として水を使えない

     ・ 冷却材として液体ナトリウム(98℃で液体になる)を使う

       金属を腐食するためパイプに穴が開く事故が多発する。世界中試運転段階でもこの事故がある。

       さらに水に温度を移す場所でピンホ-ルが起きた場合、

       気圧の高い水が低いナトリウムに流れ込み瞬間的に大爆発を起こす可能性がある。

     

     

    SCN_0055

     *1次ナトリウム系

      529℃に加熱したナトリウムは安全性のため原子炉格納施設内だけで動き、

      中間熱交換器で次のナトリウムに温度を移します。

      ナトリウムの沸点は約880℃なので気圧は通常気圧です。

     *2次ナトリウム系

      505℃の液体ナトリウムの熱を原子炉格納施設の外側で加熱器により水に熱を移します。

      この時の水は気圧が高く(127kg/平方㎝)温度は483℃になります。

     途中で圧力解放して蒸気を発生させタ-ビンを回し発電します 

     

    「今まで高速増殖炉にかかった費用」

    これだけかけても完成出来ないもんじゅにさらに巨額を使おうとしています。

    まさに公共事業の最たるものです。

     

    SCN_0051

    「もんじゅは存続出来ない」

    もんじゅは着工以来既に30年もたっています。

    30年もたてば機械でも人間でも老朽化します。

    成功しないうちに既に老朽化しているはずです。

    私たちの税金が2009年までに9000億以上も湯水のように注がれました。

    現在では1兆円をこえているっでしょう。(2014年現在)。

    その上に維持費として毎日5,500万円も投入されています。

    ちなみに2014年度の維持費は199億円で、年間予算は1850億円にもなります。

    その内9割は政府から出ますので私たちの税金です。

    高速増殖炉としてのもんじゅの実現が不可能であることは国民に知れ渡ってきました。

    しかしあくまでも続行したい政府はもんじゅの目的を変えました。

     *当初の目的

      プルトニウムを燃やして増殖し、永遠なエネルギ-を得る

     *目的変更

      原発から出た核廃棄物の内半減期の長い元素を燃やして短い元素にする。

      そうすれば後の地層処分に有利になる。

       例えば ネプツニウム-237(半減期214万年)

           アメリシウム-243(半減期約7370年)

           これらを核分裂(燃やす)させて半減期の短い

           セシウム-137(半減期30.2年)

           ストロンチウム-90(半減期28.5年)

           に変える。

    言葉遊びの屁理屈のようです。

    現在問題になっていえるセシウムやストロンチウムに変えるから安全だと

    言われて誰が納得するでしょうか?

    しかも、もし実現したとしても現在の原発の廃棄物を処理するためには

    もんじゅを20基以上作る必要があります。

    まさに公共事業と官僚の利権温存の最たるものです。

     

    「MOX・プルサ-マル」

    高速増殖炉はなかなかうまく行きません。

    このままでは国内にプルトニウムの在庫が増えて核拡散防止条約違反になります。

    そこで考えられたのが

    普通の原発にプルトニウムを一緒に燃やしてしまおうする計画がプルサ-マル発電です。

    この名前は和製英語で、

    Plutonium Thermal use(プルトニウムと熱中性子の熱)をくっつけた名前です。

    そこで使う燃料はウラン-238とプルトニウムを混ぜた混合酸化物(Mixed Oxide)を使用します。

    その略がMOXです。

    通常の軽水炉ではウラン-235とウラン-238を混合した燃料を使いますが、

    その時ウラン-238が2回ベ-タ-崩壊してプルトニウムに変わります。

    そしてそのプルトニウムも原子炉内で燃えて(分裂)しています。

    軽水炉の発電の内30%くらいはプルトニウムによるものとされます。

    プルサ-マル発電では最初から燃料にプルトニウムを入れるので、

    発電全体の50%がプルトニウムによるものとされます。

    現在国内でプルサ-マルをしている原発は、

     ・ 玄海原発    3号機

     ・ 伊方原発    3号機

     ・ 福島第一原発  3号機

     ・ 高浜原発    3号機

    勿論現在は皆停止しています。(2013年8月現在)

    半減期の長いプルトニウムを使用して半減期が短いプルトニウムに変換できるのと、

    現状の軽水炉をそのまま使用できるという利点はあります。

    しかしプルトニウムの混合燃料は、核的特性、物理的・化学的特性、運転制御などかなり困難な面もあります。

     

     

     

    つづきを読む

  • 目的は永遠のエネルギ-

    2020/07/01
    16:30

    ウランにも色々な種類(同位体)があります。

    中性子を吸収して核分裂を起こすのはウラン-235です。

    自然界にあるウランの内,0.7%しかウラン-235はありません。

    前の「核燃料」のところにも書きましたが、

    それを「採掘」「製錬」「濃縮」の過程を経て3~4%位に濃縮します。

    残りは核分裂しないウラン-238です。

    燃料を分裂させてエネルギ-を生み発電すると

    ウラン-235が少なくなり効率が悪くなり新しい燃料と入れ替えます。

    入れ替えたあと使用済み燃料をどうするか?

    これをもう一度利用しようと考えられたのは

    核燃料サイクルとか核燃料リサイクルといわれる仕組みです。

     

    ●まず新しい燃料と使用済み燃料には何がどの位含まれるのでしょうか?

     1トンの燃料として計算します。

       新しい燃料  ウラン-235    41kg  これが核分裂する

            ウラン-238   959kg  核分裂しないで変化する

       使用済み燃料 ウラン-235     8kg

            ウラン-238   931kg

          プルトニウム類 10kg  プルトニウム-239、240、241、242

          超ウラン元素  0.9kg  元素一覧表でウランより後の元素

          核分裂生成物(死の灰) 50kg

    注:原子力資料情報室「原子力市民年間2010」から

     

    ウラン-235と238が減って、その分プルトニウムや死の灰が増えている事が分かります。

    基本的にプルトニウムは自然界に存在しない元素ですが、原発を運転すると必ず出来ます。

    普通のプルトニウムは核分裂しませんが、

    プルトニウム-239はウラン-235と同じように中性子が当れば核分裂しますし、

    困ったことに一定量が集まると自動的に分裂を始めます。

    そのために核兵器の原料になるのです。国際条約で厳しく管理される理由です。

    核兵器に利用しない場合は通常はそのまま地中に埋めて永久に管理しなければなりません。

    そして考えられたのは使用済み燃料からプルトニウムを取り出して再度燃料として利用し、

    発電しようと考えられたのがサイクルです。

    「もんじゅ」等の高速増殖炉やウランとプルトニウムを混ぜて使うMOX方法です。

    そのためには使用済み燃料からプルトニウムを取り出す必要があります。

    それを再処理と言い、その工場を再処理工場と言います。

     

    そのプルトニウムのサイクルの図です。

     

    SCN_0047

    実線の「軽水炉燃料サイクル」が現在行なわれている原発です。

    使用済み燃料を再処理、燃料加工と進む破線(点線)部分ほとんど開発段階です。

    特にプルトニウムサイクル、つまり「もんじゅ」ですが上手く行かない見込みです。

    プルトニウムサイクルの燃料加工から左下に伸びる破線「ウラン・プルトニウム混合燃料」は

    MOXとかプルサ-マルとして何基かの原発には混ぜて使用されています。

     

    先ほど新規の燃料と使用済み燃料の内容がどう変化するかを書きましたが、図で示します。

    一般の加圧水型軽水炉と軽水炉に混合燃料(MOX)を混ぜて使用した場合の比較です。

     

    SCN_0057

    (解説)

    *通常の原発では使用済み燃料に「核分裂生成物(死の灰)」とプルトニウムが増えます。

    *MOXも「核分裂生成物(死の灰)」が増えます。

    *通常の原発の「核分裂生成物(死の灰)」を直接地中処分出きれば

     それだけで済むのですが、

     再利用、 つまりプルサ-マル(MOX)や高速増殖炉を使うことで

     「核分裂生成物(死の灰)」がさらに増えるのです。

     現在でも六ヶ所村が機能しませんし、処分場もないのですから、

     さらに廃棄物が増える事は核燃料サイクルが既に破綻しているという事です。

     

    現在各電力会社はかなりのプルトニウムを保有しています。

    SCN_0059

     

    日本では実験炉以外で使用済み燃料から、

    プルトニウムを取り出し再び燃料を作る再処理や加工がまだ出来ません。

    外国に頼っているのが現状です。

    なるべく早く日本国内でも処理をしないといけないということで、

    六ヶ所村を完成させたいところです。

    しかし六ヶ所村では巨大な資金をつぎ込んでも成功どころか見通しすら付いていないのが現状です。

    使用済み燃料を処理し、そこからプルトニウムを精製しプルトニウム燃料を作ります。

    出来た新燃料と分けた核廃棄物は依頼先の英国やフランスから日本に送り返されています。

    2013年にはフランスからプルトニウムが何十トンも日本に返却されました。

    その以来費用も莫大ですが、英国では処理施設の周辺にガンが増えていることや、

    日本のために処理をすることの国内世論の批判から縮小していくようになるでしょう。

    またプルトニウムの輸送中の安全上の問題も懸念されています。

     

     

    つづきを読む

  • 日本の原子力発電所

    2020/06/25
    15:28

    福島の原発事故が起きる前に日本にはどの位の原子力発電所があったのでしょうか?

    この狭い日本になんと54基もの原発があります。

    福井県の敦賀原発1号機は1970年に稼動開始していますから、もう40年以上たっています。

    かなり老朽化が進んでいると思われます。

    一覧表です。

    地区名称号機形式発電力 万kw電力会社発電開始 
    北海道泊1号PWR57.9北海道電力1989.9 
      2号PWR57.9北海道電力1991.4 
    青森東通1号BWR110東北電力2005.12 
    宮城女川1号BWR52.4東北電力1984.6 
      2号BWR82.5東北電力1995.7 
      3号BWR82.5東北電力2002.1 
    福島福島第一1号BWR46東京電力1971.3 
      2号BWR78.4東京電力1974.7 
      3号BWR78.4東京電力2010.9MOX
      4号BWR78.4東京電力1978.1 
      5号BWR78.4東京電力1978.4 
      6号BWR110東京電力1979.1 
     福島第二1号BWR110東京電力1982.4 
      2号BWR110東京電力1984.2 
      3号BWR110東京電力1985.6 
      4号BWR110東京電力1987.8 
    茨城東海第二 BWR110日本原子力発電1978.11 
    新潟柏崎刈羽1号BWR110東京電力1985.9 
      2号BWR110東京電力1990.9 
      3号BWR110東京電力1993.8 
      4号BWR110東京電力1994.8 
      5号BWR110東京電力1990.4 
      6号ABWR135.6東京電力1996.11 
      7号ABWR135.6東京電力1997.7 
     静岡浜岡1号BWR54中部電力1976.3 
      2号BWR84中部電力1978.11 
      3号BWR110中部電力1987.8 
      4号BWR113.7中部電力1993.9 
      5号BWR138中部電力2005.1 
    石川志賀1号BWR54北陸電力1993.7 
    福井美浜1号PWR34関西電飾1970.11 
      2号PWR50関西電飾1972.7 
      3号PWR82.6関西電飾1976.12 
     

    高浜

    1号PWR82.6関西電飾1974.11 
      2号PWR82.6関西電飾1975.11 
      3号PWR87関西電飾2010.12MOX
      4号PWR87関西電飾1985.6 
     大飯1号PWR117.5関西電飾1979.3 
      2号PWR117.5関西電飾1979.12 
      3号PWR118関西電飾1991.12 
      4号PWR118関西電飾1993.2 
     敦賀1号BWR35.7日本原子力発電1970.3 
      2号PWR116日本原子力発電1987.2 
    島根島根1号BWR46中国電力1974.3 
      2号BWR82中国電力1989.2 
    愛媛伊方1号PWR56.6四国電力1977.9 
      2号PWR56.6四国電力1982.3 
      3号PWR89四国電力2010.3MOX
    佐賀玄海1号PWR55.9九州電力1975.1 
      2号PWR55.9九州電力1981.3 
      3号PWR118九州電力2009.11MOX
      4号PWR118九州電力1997.7 
    鹿児島川内1号PWR89九州電力1984.7 
      2号PWR89九州電力1985.11 

     *右側のMOXはプルサ-マル発電でウランとプルトニウムの混合燃料を使っています。

     既成の原発を若干直しして使っているので稼動開始は新しくなっています。

    *これ以外に研究炉として、22基があります。

     現在廃炉中が7基、成功はまだ1例です。

     廃棄物は2048年までにドラム缶53万本/200リットル、の予定

     日立王禅寺センタ-では1974年解体開始後、まだ494本が保管されています。

     

    「発電所以外の核施設」

    商業用に発電はしない核の研究用の原子炉や核分裂の実験装置なども沢山あります。

    医療用や材料試験にも関係しています。

    原子力開発機構の「常陽」は「もんじゅ」の前段階の研究炉で現在停止中ですが再開の予定です。

    原子力規制委員会の資料です

    保有者

    施設名

    場所

    運転開始

    現在の出力

    日本原子力研究

    開発機構

     

    軽水臨界実験装置「TCA」

    JRR 3

    JRR 4

    高速炉臨界実験装置「FCA」

    材料試験炉「JMTR」

    原子炉安全性研究炉「NSRR」

    高速実験炉「常陽」

    定常臨界実験装置「STACY」

    過度臨界実験装置「TRACY」

    高温工学試験研究炉

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    茨城県

    1962年

    1962年

    1965年

    1967年

    1968年

    1975年

    1977年

    1995年

    1995年

    1998年

    200W

    2万Kw

    3500Kw

    2万Kw

    5万Kw

    300Kw

    14万Kw

    200W

    10Kw

    3万Kw

    東芝

    東芝臨界実験装置「NCA」

    川崎市

    1963年

    200W

    近畿大学

    近畿大炉

    大阪府

    1961年

    1W

    京都大学

    京都大炉「KUR」

    京都大学臨界実験装置

    大阪府

    大阪府

    1964年

    1974年

    5000Kw

    100W

    上記の施設の中で、高速炉臨界実験装置「FCA」には研究用核燃料のプルトニウムが約331kg保管されています。

    これは高濃度で「兵器級プルトニウム」です。

    単純計算では40~50発分の核兵器を作れるとされています。

    主としてアメリカや英国から提供された物です。

    色々と危険な為オバマ政権返還を求められています。

     

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