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キーワード「ロンドン軍縮会議」を含む投稿一覧

  • 国際条約との関係

    2020/07/31
    15:06

    日本は早くから化学兵器の禁止条約には

    積極的に参加してきました。

    明治の富国強兵を実現させるための

    安全策だったのかもしれません。

     

    ●ハ-グ宣言 (原文カナ)

     窒息せしむべき瓦斯又は

     有毒質の瓦斯を散布するを唯一の目的とする

     投射物の使用を各自に禁止する宣言

     1999年(明治32年)7月29日  海牙(ハーグ)に於いて調印

     1900年(明治33年)9月3日 批准

     同年10月6日        批准書寄託

     同年11月22日         公布

     宣言書

      下に記名するハ-グ万国平和会議に

      賛同したる諸国の全権委員は、

      之が為各本国の政府の委任を受け

      1868年11月29日~12月11日の

      聖彼得堡宣言書に掲げたる

      趣旨を体して左の宣言を南為せり

      「締盟国は窒息せしむべき瓦斯又は

      有毒質の瓦斯を散布するを唯一の目的とする

      投射物の使用を各自に禁止す」

      締盟国中の2国又は数国の間に

      戦を開きたる場合に限り

      締盟国は本宣言を遵守するの義務あるものとす

      前項の義務は締盟国間の戦闘に於いて

      1つの非同盟国が交戦国の一方に

      加はりたる時より消滅するものとす

      本宣言は成るべく速やかに批准すべし

         以下省略

     

    ●「陸戦の法規慣例に関する条約」は、

     1907年10月に署名し、

     1911年12月に批准しました。

     

    ●ジュネ-ブ議定書

     窒息性ガス、毒性ガス又は

     これらに類するガス及び細菌学的手段の

     戦争における使用の禁止に関する議定書

     (通称:毒ガス等の禁止に関する議定書)

    署名   1925年6月17日 (ジュネ-ブ)

    効力発生 1928年2月8日

    日本国  1925年6月17日署名

      1970年5月13日国会承認

      5月21日批准書寄託、公布

     下名の全権委員は、各自の政府の名において、

     窒息性ガス、毒性ガス又は

     これらに類するガス及び

     これらと類似のすべての液体、

     物質又は考案を戦争に使用することが、

     文明世界の世論によって

     正当にも非難されているので、

     前記の使用の禁止が、

     世界の大多数の国が

     当事国である諸条約に宣言されているので、

     この禁止が、諸国の良心及び行動をひとしく

     拘束する国際法の一部として広く受諾されるために、

     次の通り宣言する。

     「締約国は、前記の使用を禁止する条約の

     当事国となっていない限りこの禁止を受諾し、

     かつ、この禁止を

     細菌学的戦争手段の使用についても適用すること

     及びこの宣言の文言に従って

     相互に拘束されることに同意する。」

     締約国は、締約国以外の国が

     この議定書に加入するように

     勧誘するためあらゆる努力を払うものとする。

    以下省略

     

    上記1925年のジュネ-ブ議定書で

    毒ガス類は禁止されていましたが、

    具体的には1993年にパリで

    「化学兵器禁止条約」として作成されました。

     

    ●化学兵器禁止条約

      1993年1月13日 パリ

      130ケ国が署名

      日本国は1995年9月15日批准

     この条約の内容についてはあとの

     「毒ガス条約の発効」で詳しく書きます。

     

    日本はほとんどの会議で積極的に発言し、

    率先して署名していました。

    しかしその裏で世界中を欺いて

    密かに毒ガス製造の準備を進めていたのです。

     

    ●日本代表団の声明 1932年5月20日 ロンドン軍縮会議

     化学兵器の使用禁止は出来うる限り厳格にすべきで・・・・

     それはあらゆる窒息性、

     有毒性及びこれに類する液体、物質

     あるいは工具の使用を禁止すべきで、

     この点についてはいかなる例外

     あるいは保留もあるべきではない

     

    ●同年11月24日 刺激剤の扱いに関する会議で

     催涙ガスはその毒害の程度において

     顕著なるものに非ざるべきも、

     これを一般攻撃に併用する時は

     甚だしき惨害を醸すに至るべきをもって、

     これは1925年の議定書にあるガスに属し、

     その他のガスと同等に禁止の範囲に置くべきものなり

     

    そして使用者に対して検証と制裁も主張しました。

     

    このように世界中を禁止の方向に誘導しながら、

    実は日本のみ(?)着々と毒ガスの準備を進めていたのです。

    そして1933年3月、日本は国際連盟から脱退するのです。

    脱退する事によって、

    今まで積極的に制定した

    国際協定に従わないことにななりました。

     

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