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キーワード「使用済燃料」を含む投稿一覧

  • 実用発電用原子炉の設置、運転に関する規則

    2020/06/28
    16:10

    「実用発電用原子炉の設置、運転に関する規則」

    昭和53年12月28日 通商産業省令第77号

    平成24年3月29日 改正

    第7条(品質保証の実施に係る組織)

     3-3品質保証の実施に係る組織は次のとおりとする

      1.原子炉設置者(法人にあってはその代表者)によって運営されていること。

      2.品質保証に関する責任及び権限並びに業務が明確であること。

      3.品質保証計画の策定、実施、評価及びその改善を継続的に行う仕組みを有していること。

      5.原子炉施設の定期的な評価

     法第35条第1項の規定により、原子炉設置者は、10年を超えない期間ごとに、原子炉ごとに、

     次の各号に掲げる措置を講じなければならない。

    第8条(管理区域への立入制限等)

     法第35条第1項の規定により、原子炉設置者は、管理区域、保全区域及び周辺監視区域を定め、

     これらの区域においてそれぞれ次の各号に掲げる措置を講じなければならない。

     3.周辺監視区域については、次の措置を講ずること。

      イ.人の居住を禁止すること

      ロ.境界にさく又は標識を設置する等の方法によって

       周辺監視区域に業務上立ち入る者意外の者の立ち入りを制限すること。

       ただし、当該区域に人が立ち入るおそれのないことが明らかな場合は、この限りではない。

    第9条(線量等に関する措置)

     2.原子炉施設に災害が発生し、又は発生するおそれがある場合、

      原子炉の運転に重大な支障を及ぼすおそれがある原子炉施設の損傷が生じた場合等

      緊急やむを得ない場合においては、

      放射線業務事業者(女子については、妊娠不能と判断された者及び

      妊娠の意思のない旨を原子炉設置者に書面で申し出た者に限る)を

      その線量が経済産業大臣の定める線量限度を超えない範囲内において

      緊急作業に従事させることができる。

    第11条-2(原子炉施設の経年劣化に関する技術的な評価)

     2.原子炉設置者は、

       運転を開始した日以降30年を経過した原子炉に係る原子炉施設について、

      原子炉の運転を開始した日以降30年を経過した日以降10年を越えない期間ごとに、

      前項に規定する安全上重要な機器並びに前項各号に掲げる機器

      及び構造物の経年劣化に関する技術的な評価を行い、

      この評価の結果に基づき、長期保守管理方針を策定しなければならない。

                     注:この法律上は30年が一つの目安と言うことになっています。

     3.(電源機能等喪失時における原子炉施設の保全のための活動を行なう体制の整備)

      原子炉設置者は、原子炉施設を設置した工場又は事業所において、

      津波によって交流電源を供給するずべての設備、

      海水を使用して原子炉施設を冷却する全ての設備及び

      使用済み燃料貯蔵槽を冷却する全ての設備の機能が喪失した場合(以下電源機能喪失時という)における

      原子炉施設の保全のための行う体制の整備に関し、次の各号に掲げる措置を講じなければならない。

      1.電源機能喪失時における原子炉施設の保全のための活動を行なうために必要な計画を策定すること

      2.電源機能喪失時における原子炉施設の保全のための活動を行なうために必要な要員を配置すること

      3 .電源機能喪失時における原子炉施設の保全のための活動を行なう要員に対する

        訓練に関する措置を講じること

      4.電源機能喪失時における原子炉施設の保全のための活動を行なうために

        必要な電源車、消防自動車、消化ホースその他の資機材を備え付けること。

        注:これらは一切準備されていませんでした。

    第14条-2(使用済燃料の貯蔵)

     原子炉設置者は、

     原子炉施設を設置した工場又は事業所の外において行なわれる使用済燃料の貯蔵に関し、

     次の各号に掲げる措置を講じなければならない。

     1.使用済燃料貯蔵事業者に使用済燃料の貯蔵を委託すること。

     3.使用済燃料について、貯蔵の終了まで密封し、かつ健全性を維持するよう容器に封入すること

     5.使用済燃料の貯蔵を委託された使用済燃料貯蔵事業者による貯蔵の終了後において、

      確実に使用済燃料を受入れること。

    注:原子炉設置業者つまり電力会社は使用済み燃料を

    貯蔵会社(中間処理業者)に一定期間委託し、その後引き取る事が義務付けされています。

    第19条-17(事故故障等の報告)

     原子炉設置者は、次の各号のいすれかに該当するときは、その旨を直ちに、

     その状況及びそれに対する処置を10日以内に経済産業大臣に報告しなければならない。

     1.核燃料物質の盗取又は所在不明が生じたとき。

     2.原子炉の運転中において、原子炉施設の故障により、

      原子炉の運転が停止したとき若しくは

      原子炉の運転を停止することが必要となったとき

      又は5%を超える原子炉の出力変化が生じたとき若しくは原子炉の出力変化が必要となったとき。

      ただし、次のいずれかに該当するときであって、

      当該故障の状況について、原子炉設置者の公表があったときを除く。

     イ.電気事業法に規定する定期点検の期間であること

     ロ.以下略

     4.火災により安全上重要な機器等の故障があったとき。

      ただし、当該故障が消火又は延焼の防止の措置によるときを除く。

     6.原子炉施設の故障その他不測の事態が生じたことにより、

      気体上の放射性廃棄物の排気施設による排出の状況に異状が認められたとき

      又は液体状の放射性廃棄物の排水施設による排出の状況に異状が認められたとき。

    第20条(危険時の措置)

     原子炉設置者は、次の各号に掲げる応急の措置を講じなければならない。

     1.原子炉施設に火災が起こり、又は原子炉施設に延焼するおそれがある場合には、

      消火又は延焼の防止に努めるとともに直ちにその旨を消防吏員に通報すること。

     3.放射線障害の発生を防止するために必要がある場合には、

      原子炉施設の内部いる者及び付近にいる者に避難するよう警告すること。

     4.放射性物質による汚染が生じた場合には、速やかに、その広がりの防止及び除去を行なうこと。

     5.放射線障害を受けた者又は受けたおそれのある者がいる場合には、

      速やかに救出し、避難させる等緊の措置を講ずること。

     

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  • 溜まる使用済み燃料と放射性廃棄物

    2020/06/25
    16:05

    広島や長崎の原爆はウランやプルトニウムの核分裂を利用しました。

    約1Kgくらいのウランやプルトニウムが一瞬の内に核分裂、つまり爆発したのです。

    さて発電の場合はというと、

    原子力発電所を動かすとウランの核分裂100万Kwクラスの原発で1日稼動で約3Kgのウランが核分裂を起こします。

    1年間ですと約1000Kg(1トン)にもなります。

    使用済み燃料は、広島や長崎クラスの原爆に換算すると、1000発分くらいの放射能(死の灰)が原発内にたまる計算になります。

    この危険な使用済み燃料は処理する方法はありません。

    直接地中に埋める直接処分をするか、もう一度再加工してプルトニウムを取り出してそれを再利用するか・・・です。

    再利用のためにプルトニウムを取り出しても、残りはやはり地中に埋めるしかないのです。

    使用済み燃料を再加工してプルトニウムを取り出すことを核燃料サイクルと言います。

    取り出したプルトニウムを利用するために核燃料サイクルは存在しますから、

    もし核燃料サイクルが上手く進まず破綻すると使用済み燃料は一瞬にして「ゴミ」扱いになります。

    いわゆる核のゴミです。

    しかも非常に危険なゴミです。

    日本では六ヶ所村で再処理をしようとしていますがまだ成功していません。

    そこでフランスや英国に処理を依頼して分離して、プルトニウムやその他の核のゴミは日本で保管しています。

    プルトニウムだけでも2010年末には9.9トン保有しています。(IAEA・国際原子力機関)

    仮に現在保有している使用済み燃料を全部処理してプルトニウムを取り出せた場合、

    10000発の核弾頭を作れるといわれます。

    世界から日本が危険視されている理由がそこにあります。

    日本の原子力発電所や六ヶ所村の再処理施設にどれだけの使用済み燃料が保管されているのか、

    あと保管スペ-スにどれだけ余裕があるのかを表にしてみました。

     注:2012年末現在 電気事業連合会資料から作成(六ヶ所村のみ2013年9月現在)

    施設名

    所属

    保管料・トン

    プ-ルの容量

    残るスペ-ス

    泊原発

    北海道電力

    400

    1000

    60%

    東通原発

    東北電力

    100

    440

    77%

    六ヶ所村再処理施設

    日本原燃

    2945

    3000

    2%

    女川原発

    東北電力

    420

    790

    47%

    福島第一原発

    東京電力

    1960

    2100

    7%

    福島第二原発

    東京電力

    1120

    1360

    18%

    柏崎刈羽原発

    東京電力

    2380

    2910

    18%

    東海第二原発

    日本原子力発電

    370

    440

    16%

    浜岡原発

    中部電力

    1140

    1740

    34%

    志賀原発

    北陸電力

    160

    690

    77%

    敦賀原発

    日本原子力発電

    580

    860

    29%

    美浜原発

    関西電力

    390

    680

    43%

    大飯原発

    関西電力

    1430

    2020

    30%

    高浜原発

    関西電力

    1160

    1730

    33%

    島根原発

    中国電力

    390

    600

    35%

    伊方原発

    四国電力

    610

    940

    35%

    玄海原発

    九州電力

    870

    1070

    19%

    川内原発

    九州電力

    890

    1290

    31%

    *六ヶ所村再処理施設の残りスペ-スを見てください。2%です。もう一杯と言う意味です。

    *残りスペ-スが30%以下のところは、

     福島第一原(事故中)、発福島第二原発、柏崎刈羽原発、東海第二原発、大飯原 発、玄海原発・・・・

     六ヶ所村再処理施設が一杯である以上各原発での残りスペ-スはどんどん少なくなります。

     一体どう するつもりでしょうか?

     

    「核燃料の処理搬入と新規燃料の購入」

    2013年には処理を依頼していたフランスからプルトニウムが何十トンも日本に返却されました。

    2014年の4月にはやはり処理を依頼していた英国から

    「高レベル放射性廃棄物ガラス固化体」132本が返却されました。

    中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の5社分で、六ヶ所村に保管されます。

    これで六ヶ所村には1574体が保管されることになります。

    使用済み核燃料とが別です

    また2014年7月から9月には、日本原燃に新規のウランがカナダから625トン運び込まれます。

    これは燃料への加工前ですが、日本原燃では電力各社からの発注の基づいてとしています。

    すべての原発がと停止しているのに、燃料の新規購入とは驚きです。

     

     

     

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  • 廃棄物の処理方法はあるのか

    2014/05/11
    11:57

    原子力発電をして出来た使用済み燃料・廃棄物・不安定な元素を人間が扱う事が出来るのか?

    これも元素が自然の法則に従っているので私達はコントロ-ル出来ません。

    不安定な元素が放射線を出しながら安定した元素になるまで何百年・何万年もじっと待つしかないのです。

    しかも完全に密封した状態が必要です。

    今回の事故では外部に飛び散ったのですから可能な限り回収して保管するしかありません。

    しかしこんな事は不可能な事です。

    現在研究段階では半減期を早くして放射性元素を早く安全な安定元素にする研究も行なわれているようです。

    もしかしたら将来出来るかもしれません。

    それならなら核の利用はその技術が完成してからされるべきでしょう。

    核のサイクル(再利用と処理)と称して国は「もんじゅ」や「六ヶ所村に」に10兆円もの資金を投じていますが、

    元々不可能な事に巨大なお金を捨てているのです。

    単なる税金の無駄遣いです。

    原爆もそうですが原子力発電も人間の手に負える技術ではないようです。

    万が一地震や津波に備える完璧な安全対策が仮に出来ても

    使用済みの燃料や廃棄物を処理する方法がないのですから無理だと考えるのが自然です。

    手に負えないと分かっていながらそのうち何とかなるだろう・・・・と進めてしまったのです。

    原子力発電や放射線のことを書くについてはまず元素のことから書き始めます。

     

     

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