先ほどタミフルの基本的な仕組みをお話しましたが、
再度、今度はタミフルの危険性についてお話します。
タミフルについては製造している中外製薬が
厚生労働省に申請書を出しています。
それに対して「医薬品医療機器綜合機構」で審査し
結果通知書を厚生労働省医薬食品局に出しています。
その内容をかいつまんで言いますと。
● A型及びB型インフルエンザの
NAを阻害することにより抗ウイルス活性を発現
● 予防については現段階において承認は困難
● 死亡について
生後7日ラットで
700mg/kg投与で 14匹中2匹死亡
1000mg/kg投与で 70匹中10匹死亡
生後14日ラットで
1000mg/kg投与で 42匹中1匹死亡
● 一般症状について
生後7日ラットで 700mg/kg投与で
体温低下・自発運動の低下・
呼吸緩徐・不規則が2時間以降観察
1000mg/kg投与で
雌で震せん・虚脱
● 本剤を血液脳関門が未完成と考えられる
患者には注意が必要。
海外においては13歳未満の小児に対する
有効性・安全性は確立されていない
マスコミに報道されている異常行動等の
トラブルに良く似ていますよね。
動物実験では発生していたトラブルが
厚生労働省の審査書類には
すでに報告されていたのです。
さらに解熱効果は7日目ラットで
体温低下とあるものの、
正式には記載されていません。
予防効果はうたえないし、
子供へのデ-タ-もない、
解熱の効果もわからない・・・・
ということです。
でもタミフルで熱が下がると言うのは
考えてみれば恐いことです。
熱のコントロ-ルは脳の視床下部です。
熱が下がると言うことは脳に到達して
影響を与えていると言うことです。
それと厚生労働省のタミフルと
妊娠ラットの胎児死亡資料があります
◎資料
注:タミフルを使うと胎児死亡は
低用量でも4倍になっています。
低用量でも人間への量の2倍ですが、死亡は4倍です。
しかし産婦人科学会では
タミフル投与を勧めています。
タミフルを許可した厚生省の委員に
中外製薬から莫大な研究費をもらっている
教授が入っています。
それが発覚して
その教授は一昨年首になりました。
ところが不思議なことに国の方針は
危険性を否定していません。
このあいだ横浜で10月になくなったお子さん、
厚生省の医務官は
「タミフルとの因果関係は否定できない」と言っています。
ありましたではなく、完全否定は出来ないので
民間でテータ-の集積を
お願いしてくださいと言うことです。
ただ感染拡大を考えると
一定の効果は考えられますので、
心配なら注意して使うのはかまわないと思いますが、
風邪なんだから感染してなおって抗体をつくれば
いいんじゃないのかなと思っています。
脳症ですが
脳症を起こす病気と言うのは山ほどあります。
脳症は臨床デ-タ-にあるのは
全体の1/3位じゃないかといわれています。
いろいろな原因を除いて
インフルエンザを選んでしらべると
解熱剤が疑われているのです。
しかし解熱剤を使わなくても脳症になる。
厚生省では予防接種と脳症やタミフルと脳症の
両方の研究班がありますが、
いずれも脳症を防ぐことは出来ないと言うのが結論です。
厚生省の研究班の岡山大学の教授は
「タミフルと脳症は何の関係もない」と言っています。
とすると重症化とは何なのかと言うことが問題です。
丁寧な看護と対応が必要なのだろうと思います。
WHOの資料があります。
抗ウイルス剤、タミフルは投与の大半は不要、
入院患者の10%は必要かもしれない
これがWHOの結論
それに異例ですが
解熱剤のアスピリンの使用は
控えるようにと品名まであげています。
WHOが薬の品名まで言うことは異例です。
これはメキシコの死亡を精査したら、
殆どがアスピリンを使用していたからだといわれます。
それとウイルスがタミフルに耐性を
持ち始めていることも言っています。
もう時間が来ました。
少し時間をオ-バ-してすいませんでした。
今日はありがとうございます。