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キーワード「日本冶金」を含む投稿一覧

  • 企業に対する裁判

    2020/07/30
    16:17

    鹿島花岡作業所で働かされた

    中国人や、北海道の山中を逃げ回った劉連仁さんは、

    日本政府や企業を相手に

    裁判を起こしていますが、

    その後も提訴は続きます。

     

    ●1997年9月18日、

     42名の中国人が国と企業9社を相手に

     裁判を起こしました。

      (株)間組に対して       8名

      古河機械金属(株)に対して     3名

      西松建設(株)に対して     5名

      宇部興産(株)に対して     1名

      同和鉱業(株)に対して     7名

      日鉄鉱業(株)に対して     3名

      飛島建設(株)に対して     4名

      (株)ジャパンエナジ-に対して 3名  

           注:日本鉱業のこと

      三菱マテリアル(株)に対して    8名  

           注:三菱鉱業のこと

     (訴えの内容)

      1 マスコミに謝罪広告を出すこと。

    朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、

    産経新聞、日本経済新聞、その他中国紙

      2 一人2000万円の賠償金の請求

      3 未払い賃金の支払い

     (訴状の内容)

      間組に対する裁判の訴状から抜粋しました。

      訴えている中国人は8名です。

      李万忠 1926年生まれ 

             未払い賃金の請求額  2,405円

      宋樹芝 1921年生まれ  同上   2,375円

      許徳明 1920年生まれ  同上   2,375円

      何成彦 1919年生まれ  同上   2,375円

      李樹槐 1931年生まれ 

            連行当時12歳 同上  2,045円

                以下省略

     (訴状にみる作業の実体)

     移送:

      300人から400人の中国人は

      貨物船の一番底の船倉に詰込まれた。

      座らされたままの状態で輸送された。

      船中の食事は糠の団子を

      1日2食支給されるだけである。

      衛生状態も悪く、身体中に虱がわいていた。

      船中で病気になるものや死亡するものが出た。

      病人に対しては何の処置もせず、

      そのまま放置された。

      死亡者については死体を

      海の中に放り投げて処理をしていた。

     労働:

      水力発電所建設の為の

      トンネルを作る仕事に従事した。

      昼夜の2交代制で12時間労働だった。

      ノルマが課せられ達成できないと

      暴力による制裁を受けた。

      休憩も一切許されず、

      高熱が出ても殴る蹴るの制裁を受けた。

      暴力は日常茶飯事だった。

      落盤事故で怪我をしても暴力を受けた。

     宿舎:

      床は木の板が敷かれ、

      寝具も支給されず、

      設備らしい設備は一切なかった。

      詰込まれて横になって寝ることが出来ず、

      膝を曲げて寝るしかなかった。

      屋根は1枚渡してあるだけで、

      雨が降ると雨漏りが激しく、

      昼間は屋根から日差しが当り、

      冬には中に雪が舞い込んだ。

      服も寝具も支給されなかったので、

      冬は身を寄せ合って体温で寝た。

      外には巡査が常駐し監視していた。

     被服:

      着ていた服は日本に来る時には

      ボロボロになっていた。

      桑の木の皮で作った服が支給された。

      ひどい服だった。

      布製の服は一切支給されず

      夏に褌が1枚支給されただけだった。

      事業所に落ちている

      紙や麻袋を拾い上げて着用した。

     食料:

      1日3食あったが、

      内容はコウリャンと糠で作った

      饅頭を2ケ支給されただけだった。

      飢えをしぐため雑草を食べた。

      ほとんどが栄養失調だった。

      水の支給は一切なく雨水や

      作業場の流水を飲んだ。

     衛生:

      入浴は一度も許されなかった。

      蚤や虱で皮膚病が続出したが医療はなかった。

      怪我や病気でも

      暴力を受けて無理やり働かせられた。

     監禁:

      耐えかねて逃亡しても失敗した。

      捕まった時は仲間の前で見せしめに虐殺された。

      その内逃亡もしなくなった。

     賃金:

      労働条件の話など聞いた事もない。

      賃金は一度も貰った事がない。

      通帳に預金されたこともない。

      本国への送還時にもその後でも貰っていない。

        注:訴状では1日5円として

          労働日数分の請求をしています。

     

    ●1997年12月22日、

     長野県に連行された

     7名の中国人が訴えを起こしました。

     長野県へは延べ3,700人位の

     中国人が連行されています。

     被告は国、間組、飛島組、鹿島建設、大成建設です。

     請求内容は前記訴訟とほとんど同じなので省略します。

     

    ●1998年1月16日、広島地裁に5名が西松建設を提訴

     

    ●1998年8月14日、京都地裁に6名が日本冶金と国を提訴

     

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