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キーワード「死して罪禍の汚名を残す事」を含む投稿一覧

  • 軍隊の守るもの

    2020/07/13
    10:41

    私たち国民は錯覚していますが、

    どこの国でも同じで軍隊は住民を守りません。

    軍隊の守るものは国の体制、つまり時の権力者です。

    これは当たり前のことで、

    軍事力は権力者(政府)が意見の違う相手を

    力でねじ伏せる為にあるからです。

    敵国もあれば自国民のこともありますが、

    特に軍人が同時に政治権力を握ると、

    より荒っぽい行動が増えてきます。

     

    日本軍の場合は天皇を守ることが任務でした。

    ●軍人勅諭 日本軍兵士の基本的法律のようなものです。

         (読みやすくしてあります)

     我が国の軍隊は世々天皇の統率するところである。・・・・

     時によって皇后皇太子に代らせる事はあっても、

     臣下に任せたことはない・・・・

     兵馬の大権は朕(天皇自身)にある・・・・

     軍人は忠節を尽くすを本文とすべし・・・・

     只々一途に己が本文の忠節を守り、

     義は山嶽よりも重く、

     死は鴻毛よりも軽しと覚悟せよ・・・・

      注:天皇の為には「死」は鳥の羽よりも軽いという意味

    この言葉のために兵隊は

    「天皇陛下バンザイ」と言って死んでいったのです。

    戦前、君が代と一緒に歌われた

    「海行かば」という歌も同じ意味です。

    「海に行けば水に浮かぶ屍、山に行けば草にむれる屍」、

      注:天皇のそばで死ぬ事は後悔しないと言う意味の歌です。

     

    ●戦陣訓 軍人勅諭を実行するための具体的な行動指針です。    

         (読みやすくしてあります)

    序 夫れ戦陣は、大命(天皇の命令)に基づき、皇軍の真髄を発揮し、・・・・

      深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、

      皇国の威徳を四海に宣揚せんことを、・・・・

    本訓 其の1

     第1 皇国

      大日本は皇国なり。

      万世一系の天皇上に在しまし・・・・

     第3 軍紀

      皇軍軍紀の真髄は、

      かしこくも大元帥陛下に対し奉る

      絶対随順の崇高なる精神に存す。

     第6 攻撃精神

      ・・・・陣地は死すとも敵に委することなかれ・・・・

    本訓 其の2

     第7 死生観

      死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。

      生死を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。

     第8 名を惜しむ

      恥を知るものは強し、

      常に郷党家門の面目を思い、

      いよいよ奮励して其の期待に答ふべし。

      生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残す事なかれ。

    本訓 其の3

     第1 戦陣の戒め

       1 .軍機を守るに細心なれ、諜者は常に身近に在り

       6.敵産、敵資の保護に留意するを要す

       7 .皇軍の本義に鑑み、

        仁恕の心能無辜(罪のない)住民を愛護すべし。

         以下省略

    注:この戦陣訓は東条英機がまとめたとされています。

     

    これらをみると、日本の軍隊が国というより

    天皇のみを守ることが目的だった事がよく分かります。

    明治以降、天皇制を洗脳された日本軍人は

    見事に「軍人勅諭」や「戦陣訓」を守ったのです。

    ただ「戦陣訓 本訓 其の3 戦陣の戒め」の

    敵の資産を守る事や住民を愛護する事だけは守りませんでした。

    日清、日露の戦争までは比較的守ったのですが、

    昭和に入ってから守られなかったのです。

     

    沖縄では県の官吏から警察官、

    教員、市町村長、兵事主任にいたるまで

    「天皇の赤子」として「恥ずかしくない死に方」を県民に指導しました。

    沖縄出身の軍人も皇軍としての忠誠心を発揮するために

    住民虐殺に走ったことは悲しい事です。

    そして沖縄に対しては表面的には日本ですが、

    実際には敵に近いような扱いをしたようです。

     

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