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キーワード「済南陸軍病院」を含む投稿一覧

  • 防疫給水部隊以外での人体実験

    2020/08/12
    10:59

    このシリ-ズでは防疫給水部隊の事を書いているので、

    少し外れるかも知れませんが、

    関連があることなので書きます。

    人体実験は731部隊を始めとした

    防疫給水部隊だけで行なわれたわけではありません。

    前線や駐屯地にあった病院でもかなり行なわれています。

    中国側の調査によると

    生体解剖、殺害直後の解剖、人体実験について、

    114件の事例があり、被害者は214人になっています。

    調査が進めばもっと増えると思われますし、

    中国だけではなく、南方の戦線でもかなりあるはずです。

     

    ● 中国側の調査に登場する陸軍病院の名前は

     ハルビン陸軍病院 満州医科大学 掖河陸軍病院 

     密山陸軍病院 虎林陸軍病院 富錦陸軍病  

     新京第二陸軍病院 承徳陸軍病院 天津陸軍病院

     保定陸軍病院 済南陸軍病院 原平鎮陸軍病院 

     大同陸軍病院 東寧第一陸軍病院 その他

     

    ● 証言  湯浅 謙  陸軍軍医 1916年生れ

     私は東京の下町生れで

     慈恵医大を1941年に卒業しました。

     専門は内科です。

     翌年の2月には、山西省の路安に派遣され、

     そこの陸軍軍医として、

     伝染病科と病理実験を担当することになったのです。

     その陸軍病院は現地の中学校を接収し、

     病院長以下80名位の軍医、看護婦、衛生兵で、

     100名近くの日本軍傷病兵を収容して治療していました。

     忘れもしない1942年3月中旬のこと、

     病院長から「今日は手術演習があるから来い」と言われました・・・・

     解剖の前、隣にいた平野中尉に

     「一体この人たちは、死ななけりゃならないことを

     しているのでしょうか」と聞いてしまったのです。

     すると彼は「パロ(八路軍)は、皆殺しさ」と

     笑いながら笑いながら答えたのです・・・・

     手術が始るとすぐに盲腸を取りました。

     正常な盲腸は腫れていないから

     小さくて取りにくく、1回、2回切っても駄目で,

     3回切ってやっとミミズのような

     ひゅるひゅるとした盲腸を見付けたというのを覚えています。

     それから腕を切る。

     切断だとスパッと切るんですが、

     血がぴゅ-っと噴き出す。

     それを止めておいて、

     後でノコギリで骨を切断するのです。

     そうやって足も切る。

     また弾丸の摘出や腸をつなぐ練習をする。

     10人ぐらいの軍医でやりました。

     そして胸の方は胸部貫通銃創が課題です。

     出血で窒息しますから

     切開器をぐっと喉頭部に刺すと、

     ぱ-っと空気とともに血が吹き出す。

     真っ赤な血です。

     気管を鳥の毛でもって払い、

     カニュ-レを入れると、

     喉がひゅろひゅろいいます。

     気管切開の練習ですね。

     そうしているうちに手術は終って

     部隊の軍医たちや看護婦は帰るわけです。

     お百姓さん風の男はもう息が絶えていました。

     それを衛生兵が、あっちこっち穴を掘って放り込みました。

     もう1人はまだハアハアと最後の息をしていました。

     それで病院長が心臓内注射の練習だと言って、

     心臓へ注射器で空気を入れる。

     空気を入れてもまだハアハアと呼吸が止らないんです。

     見ているわけにはいかないので、

     兵隊に教えられて全身麻酔に使った

     クロ-ルエチルを2~3cc注射すると死んでしまいました。

     2回目の手術演習では、

     憲兵隊からもらい下げてきた

     2人の中国人を生体解剖しました。

     演習の課題としては、腸管の切開と縫合、

     喉頭部の気管切開、睾丸の摘出などをやりました。

     生きている中国人を殺したのです・・・・

     こうして私は3年6ケ月の間、7回にわたって

     14人の中国人を生体解剖し、殺害しました。

     注:湯浅さんとは会合でお会いしたことがあります。

       泣きながら告白をしていた姿が印象に残っています。

     

    ● 村山三千子さん 陸軍看護婦  東京新聞2006年8月13日

     1943年10月、ソ連国境に近い

     旧満州の東寧第一陸軍病院に

     医師と衛生兵、看護婦が集められた。

     手足を鎖で縛られた20代の中国青年2人を、

     憲兵が手術室の前まで連行してきた。

     いがぐり頭、黒い中国服。共産党の青年だと直感した。

     2人は手術台を見ても毅然としていた。

     医師は青年に麻酔をかがせて意識を失わせ、

     生きたまま頭から足の先まで解剖していった。

     村山さんは助手を務めた。・・・・

     「言葉に出来ないくらいの後悔があります。

     でもその時は、憎しみと敵対心だけでした」

     

    ● 張丕卿  中国人で満州医科大学の解剖室で働いていた

     日本人は解剖後いつもそのままの状態で帰ってしまうため、

     一切のあとかたづけは翌日出勤後、

     私や劉学棋、西村某らが行なった。

     そのとき私の眼に映ったのは、

     被害者は頭部がのこぎりで切り開かれ大脳を摘出され、

     背部中央にものこぎりで深い溝がつき脊髄は取り出され,

     胸腔も腹部も開いて心臓、肝臓、脾臓、肺、腎臓、腸も

     すべて研究材料として一部を切り取られており、

     両眼さえもえぐり出されて、

     全身のうち1ケ所として完全な部分がなくなったありさまだった。

     死体の上、解剖台上、床のいたるところ

     その跡も生々しく鮮血がしたたり、

     皮膚の色も硬さも生きている人間と変わるところがなかった・・・・

     

    ● 渡辺はつ 看護婦 1993年証言  海南島での生体解剖について

     ・・・・海南島の定安の同仁会の診療所に勤務しました・・・・

     海軍からの伝令が届きました。

     私たちが案内されたのは、

     大学の講義教室のように席が段々になっていて、

     中央に演壇がある広い部屋でした。

     演壇の上に30~40歳ぐらいの2人の“匪賊”の男性が、

     戸板のようなものの上に大の字に寝かされていたのです。

     段々になっている席には100人程の人が座っていました・・・・

     生体解剖でした。

     2人の匪賊のうちの1人が生きたまま解剖されたのです。

     「アイゴ-、アイゴ-」という叫び声が聞えてきました。

     麻酔もせずに軍医は、

     戸板に縛りつけた“匪賊”をメスで切っていきました。

     その体から、胃や他の内臓を取り出していったのです。

     縛られている体がピクピクしていたのを覚えています。

     「アイゴ-、アイゴ-」という叫び声は強烈でした。

     その朝鮮人は30分ぐらい

     生きていたのではないかと思います。

     何が目的だったかわかりませんが、

     こうしたことは前任地でもあったと聞いています。

     

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