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キーワード「甲状腺」を含む投稿一覧

  • ヨ-ド(ヨウ素)製剤の配布

    2020/06/28
    16:30

    ヨード製剤を原発周辺の住民に事前に配布しておく事が決まったようです。

    ヨウ素は、今回ヨウ素I-131が有名ですが、ヨウ素にはI-108からI-144まで37種類あります。

    その中で安定して安全なヨウ素は、I-127だけで、それ以外のヨウ素はすべて放射線を出します。

    通常ヨウ素は甲状腺に入りやすい性質を持っています。

    普段は自然界にある安定したヨウ素-127が入りますから安全なのです。

    しかし原子力事故では放射線を出すヨウ素-131が大量に出ました。

    するとその放射性ヨウ素が甲状腺に入って甲状腺ガンの原因になります。

    そこで先に安全なヨウ素で甲状腺をこれ以上はいらないように一杯にしておけば大丈夫だと考えます。

    その為事前にヨウ素製剤を配布しておいて、事故が起きたら直ぐに飲む・・・・そのための配布です。

    原発がなければ必要のないことなので、この計画は原発再稼動が前提です。

    稼動して次の事故に備えるために行う方策なのです。

    ここにもヨウ素製剤を作っている一部製薬会社と政治の癒着があります。

    基本的配布が決定したのは2012年の大飯原発の再稼動の直前だった事も出来レ-スの疑いがあります。

    原発の周辺30Km以内の住人に配布するのですが、そこにどれくらいに人間が住んでいるのか?

    次の表です。

    これだけの人間にヨウ素製剤を配布するため、事前買い上げと

    配布の費用を考えると相当な癒着があると思われます。

    発電所名

    電力会社

    炉の数(廃炉中・建設中も含む)

    30km圏内の人口

    (2012年10月現在)

    10月31日

    泊 原発

    北海道電力

    3基

    83,150人

    83,000人

    東通 原発

    東北電力

    1基

    71,532人

    72,000人

    女川 原発

    東北電力

    3基

    222,849人

    223,000人

    柏崎刈羽 原発

    東京電力

    7基

    435,433人

    435,000人

    福島第二 原発

    東京電力

    4基

    149,720人

     

    東海第二 原発

    日本原子力発電

    1基

    931,537人

    932,000人

    浜岡 原発

    中部電力

    5基

    744,219人

    744,000人

    志賀 原発

    北陸電力

    2基

    170,040人

    170,000人

    敦賀 原発

    日本原子力発電

    2基

    275,075人

    275,000人

    美浜 原発

    関西電力

    3基

    201,042人

    201,000人

    大飯 原発

    関西電力

    4基

    139,662人

    140,000人

    高浜 原発

    関西電力

    4基

    180,322人

    180,000人

    島根 原発

    中国電力

    3基

    440,802人

    441,000人

    伊方 原発

    四国電力

    3基

    135,019人

    135,000人

    玄海 原発

    九州電力

    4基

    255,529人

    256,000人

    川内 原発

    九州電力

    2基

    232,118人

    232,000人

       人口合計(福島第一発電所を除く)

    4,668,049人

     

     

     

    つづきを読む

  • 健康被害の実態

    2020/06/25
    15:23

    事故の後ベラル-シ共和国のゴメリ州にあるゴメリ医科大学では放射線被爆の研究をしています。

    ゴメリ医科大学の学長を務めたユ-リ・I・バンダジェフスキ-の論文から少し引用します。

    当時ベラル-シ政府の公式見解は

    「低線量の放射線被爆は健康にほとんど影響はない」というものでしたから、

    彼は弾圧、投獄されその後フランス、リトアニア、ビリニュスを経てウクライナで働いています。

    (2012年現在)

     

    ●セシウム-137の体内濃度です。

     人間ではなく人間ではなく大学による動物実験ですが傾向はわかります。

     このグラフでは女性より男性の方がセシウム-137の蓄積が多いことが分かりました。

     女性の方がセシウムの取り込みと蓄積が多いことがわかります。

     これは動物実験の結果ですが、その後ゴメリ州の体内放射能測定でも似たような結果が出ています。

    SCN_0003

     

    ● 母親と乳児のセシウム-137の体内濃度。

     これも動物実験ですが、胎児は胎盤による防御機構でセシウム移行が防がれてい ますが、

     授乳により少しずつ移行し、その分母親の濃度は下がってきます。

    ゲンパツ 授乳期のセシウム濃度

     

    ●1997年に死亡した成人と子どもの臓器別セシウム-137の濃度

     大人より子どもの方が蓄積は多く、特に心筋、甲状腺、小腸では顕著です。

     何故子どもの甲状腺にセシウムが多く含まれるのかは分かっていません。

        ゲンパツ臓器別セシウム

     

     

    ●ゴメリ州の子どもの心臓の異常のグラフが2つです。

     明らかに濃度が高くなれば異常が増えていることが分かります。

     放射線の被害は色々な場所に出てくる証拠です。

    SCN_0005

     

     

    ●肝機能の血清グルコ-スの体内濃度です。

     調査は3~7歳のゴメリの子ども達で対照は同じ年代のグロドノの子ども達です。

     特に37Bq/Kgで肝臓や膵臓に機能に異常があることが分かります。

     放射能の影響でグル-ス低下、つまり低血糖(糖尿病 の逆) の傾向が出ています。

     糖のコントロ-ルはインシュリンを始めとしたホルモンが関係していますから、

     放射能がホルモンに影響を与えていると思われます。

    SCN_0006

     

    ●免疫の調査です。ゴメリの3~6歳児と対照地域(グロドノ)

     調査好中球の貧食能とIgA(g/l)では低下している事が分かります。

    免疫指標

    試験(ゴメリ)

    対照(グロノド)

    好中球の貧食能

    26.69±0.88

    47.83±1.37

    IgA(g/l)

    1.04±0.05

    1.38±0.08

    IgM(g/l)

    1.28±0.06

    1.01±0.06

    IgG(g/l)

    11.60±0.28

    12.32±0.49

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ●ベトカ郡の子どもの白内障調査です。

    ゲンパツ白内障とセシウム 

     注:1996年と1997の2度の調査ですが、体内濃度が高くなれば白内障が増えていることがわかります。

     

     

    ●チェルノブイリ膀胱炎 福島昭治医学博士の調査

     元大阪市立大学医学部の教授だった福島昭治がウクライナの教授と共同研究した資料です。

     チェルノブイリ膀胱炎と名づけられました。

     ウクライナでは10万人当たりの膀胱がんが1986年の事故の後増加しました。

      1986年 26.2人

      1996年 36.1人

      2005年 50.3人

    20140316134141422_0001  膀胱炎

     

     

    ●ベラル-シの小児甲状腺がん

     次は長野県松本市の菅谷昭市長が提供したグラフです。

     菅谷氏は甲状腺がんの専門医として、1996年から5年半ベラス-シ国立甲状腺がんセンタ-で働きました。

    SCN_0094  菅谷小児甲状腺がん

     注:1986年には2例だった小児甲状腺がんが、88年には5例、90年に66例、95年に91例と増えています。

       1986年から97年までの患者数は570人で、385人がリンパ節転移、94人が肺へ転移していたそうです。

     福島県の検査と担当する医師は、

     チェルノブイリで甲状腺がんが見つかったのは4年たってからだと主張していますが、

     このグラフはそれが間違いであることを証明しています。

     

     

    ●父親がチェルのノブイリ原発除染作業者の場合の子供の奇形発生率

     ロシア小児血液・腫瘍・免疫研究センタ-所長のアレクサンドル・ルミャンツェフ教授の来日講演資料から

     父親だけ被ばくした両親の子供と、両親とも被ばくしていな子供の奇形発生率なのですが、とても分かりづらいグラフです

     左から

    比較対象兄・姉   事故の前も後も被ばくしていない両親から生まれた兄・姉

    比較対象児     事故の前も後も被ばくしていない両親から生まれた子ども

    研究対象兄・姉   父親は被ばくしたが事故前(被ばく前)に生まれた兄・姉

    研究対象児     父親が除染で被ばくしてから生まれた児

    SCN_0098 父親被ばく

    注:対象兄・姉を見ると父親が被ばくしても事故前の出産ですから、当然ながらあまり変わりません。

      対象児では被ばくしていない両親と、父親だけが被ばくした児童では大きく異なっています。

      被ばく後生まれた子

     小奇形なしが減少(奇形が増えた)

     小奇形1~5が減少(奇形6個以上になったため)

     その他はいずれも増えています。

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