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キーワード「羅南第19師団」を含む投稿一覧

  • 地域別・北朝鮮

    2020/08/29
    12:08

    1991年1月、平壌で開かれた

    第1回日朝国交正常化会談で、

    北朝鮮から強制連行などの人的被害の一部として

    慰安婦問題が提起され、補償が要求されました。

    1992年5月3日には、

    平安南道に住んでいる李京生さんが、

    1929年12歳の時に日本軍に連行され、

    慶尚南道の軍需工場で

    慰安婦生活を強いられたと、始めて名乗り出ました。

    その年5月24日に

    北朝鮮に「朝鮮占領被害調査委員会」が出来、

    調査が始まりました。

     

    そして1993年、

    平壌で「日本の戦後処理に関する

    ピョンヤン国際シンポジウム」が開かれました。

    2000年の女性法廷に向けて、

    朝鮮民主主義人民共和国の

    「従軍慰安婦・太平洋戦争被害者補償対策委員会」が

    まとめた報告書を中心に書きます。

     

    ● 今までに名乗り出た被害女性    

      生存者  218人

      公開の場で証言した人 36人

    ● 連行時の年齢        

      12歳~15歳  34人(未婚者)

      16歳~19歳  92人(既婚者6人)

      20歳~24歳  54人(既婚者7人)

      25歳~29歳    9人(未婚者1人)

      30歳以上     2人(既婚者)

      その他12人は死亡、記憶喪失により確認不能

    ● 連行年数 (1993時点での統計です)

      1929年~1940年  43人

      1941年~1945年  73人

    ● 連行方法    

     ☆居住地又は旅行中に拉致    96人             

     ☆良い働き口を斡旋すると言って 74人             

     ☆借金の変わりに業者に売られた             

     ☆女子挺身隊の名目で募集された。

    ● 運営       

     ☆軍の直営管理と民間業者管理と2種類あった。              

     ☆性病検査は1週間ないし10非に1度ほど行なわれた。                

     ☆治療しても治らない慰安婦は

      軍人が夜中にどこかへ連れて行った。

    ● 慰安所の生活

     ☆連れて行かれたときは

      「新品は将校用」ということで、

      数日間将校専用にされた。

     ☆容貌の優れた女性は、全期間将校用にされた。       

     ☆拒否する女性には暴行が加えられた。           

      軍刀で首を切られたり、

      性器に銃を撃ち込まれ殺害されたケ-ス。           

      93人が残虐行為を目撃したり、

      自分も傷を残している。       

     ☆日本名或いは部屋の番号で呼ばれた。       

     ☆朝鮮語の使用や慰安婦同士の会話は禁止された。       

     ☆食事と便所以外は部屋から出ることは禁止され、

      24時間歩哨の監視下にあった。         

      食事も部屋でとったケ-もある。       

     ☆コンド-ムを洗って何度も使用させられた。       

     ☆1日に20人から25人、

      日曜日には40人以上の相手をさせられた。       

     ☆妊娠した時は注射で強制的に流産させられ、

      1週間もたたない内に仕事を強要された。       

     ☆お金や軍票を手にしなかった女性がほとんど、

      料金制度を知らなかった女性もいる。       

     ☆1日ごとに受け取った「入場券」を経営者に渡した。

      その枚数によって食事の内容が変わった。       

     ☆帰郷するときにお金を支払うという

      約束だったが受け取っていない。

     

    北朝鮮の慰安所に関しては

    国交の問題もあり調査が遅れていました。

    このところ咸鏡北道清津市で羅南にあった

    日本軍部隊の慰安所の調査が進んできました。

    北朝鮮労働日報の2001年3月11の

    金徳鎬氏の論文を要約します。

     

    「金徳鎬論文」

    ● 1998年に清津市青岩区域芳津洞で

     2ケ所の海軍専用慰安所が発見された。                  

       (1998年5月7日朝鮮労働党機関紙・労働新聞)

     慰安所の名前は「銀月楼」と「豊海楼」

    ● 1999年から2000年にかけて、

     羅南第19師団に関する調査が進んだ。

    ● 羅南第19師団は

     1916年5月に15,000人で羅南を占領した後、    

     1917年に99部屋の遊郭「フミモダ」を建設した。    

     しかし一般人も入る遊郭だったため

     1928年に「軍人慰安所」という名称で新たに開設した。    

     設立したのは、道知事(日本人)、

     羅南第19師団長、羅南憲兵隊長といわれている。

    ● 咸鏡北道清津市羅南区城豊谷道(当時は生駒町)に、  

     平屋の木造建物が30余棟で、

     建物は1号棟、2号棟と続いていた。  

     現在は4つの建物が残っている。  

     5つの食堂があった。

     慰安婦の数は約300人だった。

    ● その他第19師団が駐屯していた

     会寧、恵山、咸鏡にも慰安所があった。

     会寧には騎兵隊の第7489部隊の慰安所もあった。

     慰安所の名前は、

     一富士(将校用)、大吉(下士官、兵士用)等

     

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