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キーワード「蛋白質」を含む投稿一覧

  • コレステロ-ル

    2020/10/27
    13:19

    最近、コレステロ-ルは少し高めのほうが

    身体には良いということが知れ渡ってきました。

    国は基準値の方針を変えないようですが、

    多くの検査機関や研究者によって証明されています。

     

    コレステロ-ルは体の中で単体ではなく

    「脂質類」「燐」「蛋白質」と一緒に複合体として存在します。

    複合体ですからその構成物質の比率で

    ブヨブヨだったり硬く締まっていたりします。

    一番大きくてブヨブヨしているのが

    カイロミクロンで85%が中性脂肪です。

    蛋白質やコレステロ-ルが多くなってくると

    だんだん小さく締まってきます。

    その比率でVLDL、LDL、HDLと分けられます。

    その中で一般的にHDL(通称善玉コレステロ-ル)と

    LDL(通称悪玉コレステロ-ル)のことがよく言われるのです。

    つまりコレステロ-ルそのものが問題なのではなくて、

    その比率が問題なのです。

      HDL(High density lipoprotein 高比重リポ蛋白)

      LDL((Low density lipoprotein 低比重リポ蛋白)

    検査で総コレステロ-ルと言う場合は、

    VLDL、LDL、HDLの合計です。

    ここでは複合体のことを

    習慣に従ってコレステロ-ルとします。

    コレステロ-ルは体にとって

    困ったものではなく、大変に大事な物質です。

    何故必要なのでしょうか

    ◎各臓器、筋肉、血管、脳神経などの膜を

     作ったり補修したりする

    ◎各種ホルモンの原料になります

     糖質コルチコイド(ステロイドホルモン)

     電解質コルチコイド(ミネラルコルチコイド、

              鉱質コルチコイド)

     エストロゲン(卵胞ホルモン)

     プロゲステロン(黄体ホルモン)

     テストステロン(男性ホルモン)

    ◎ビタミンDの原料

    ◎胆汁の原料

    ◎卵や母乳の原料になる

     このことは特に大事なことです。

     卵や母乳にコレステロ-ルが多く含まれるのは、

     赤ちゃんの細胞特に神経細胞の発達に

     コレステロ-ルが必要だからです。

     そのため妊娠希望、妊娠中、母乳を与えている人は

     コレステロ-ルが高い方が安全です。

     

    このように考えると少ないことは危険で、

    多少高めのほうが安全なことが分かります。

    コレステロ-ルの殆ど、80%位は

    肝臓を主として体内で合成されます。

    直接体外から取り入れるのは20%位です。

    体内でコレステロ-ルが増えたときや、

    逆に減った時は肝臓での生産を

    自動調整でコントロ-ルします。

    肝臓で作られたコレステロ-ルは

    LDLの形で全身に運ばれます。

    色々な物質の複合体ですから

    身体のあちこちで役に立つのです。

    必要なものを使った残りが

    HDLと言う形で回収されます。

    ですからLDL(悪玉)も身体に役立つものを

    多く含んだ大切なものです。

    運動をすればHDLが増えるのも使った結果です。

    ですからLDLはあまり多すぎるのは

    材料過剰ですが、

    少なすぎるのはもっと困ることなのです。

    最近のメタボ健診ではHDLとLDLを

    別々の基準を設けていますが、

    少し前までは総コレステロ-ルで出していました。

    おそらくコレステロ-ルは

    高めが良いと言われ始めたので、

    わざわざ分かりにくく

    分けたのではないかと思われます。

     

     ☆コレステロ-ル数値の計算の仕方

     総コレステロ-ル=HDL+LDL+中性脂肪×0.2

     

    コレステロ-ルが身体に良くないといわれたのは

    100年も前だそうです。

    ウサギのエサのコレステロ-ルをふやしたところ、

    動脈硬化が起こったからとされています。

    その後1940年代後半から

    アメリカでフラミンガムスタディという

    大規模調査が始まり、

    コレステロ-ルは悪いとされたのです。

    その調査そのものは信頼に値しますが、

    家族性の高コレステロ-ル血症患者や

    アメリカ人の飽食を考えたとき、

    それを鵜呑みにすることは問題があるでしょう。

    高コレステロ-ル血症が

    1980年代に約8%だったのが、

    2002年に25%にもなっていると言う説もありますが、

    1997年に動脈硬化学会の基準値が

    厳しくなったのですから当然のことです。

     

    一応高脂血症のガイドラインは

    日本動脈硬化学会で下記のように決めています。

     

    ●  高脂血症の診断基準(血清脂質値:空腹時採血)

       高脂血症治療ガイド 2004年版  動脈硬化学会

    高コレステロ-ル血症

    総コレステロ-ル

    ≧220mg/dl

    高LDL(悪玉)コレステロ-ル血症

    LDLコレステロ-ル

    ≧140mg/dl

    低HDL(善玉)コレステロ-ル血症

    HDLコレステロ-ル

    <40mg/dl

    高トリグリセリド血症

    トリグリセリイド

    ≧150mg/dl

     

    それでは私たちの身体はどのような数値になっているのでしょうか?

    厚生労働省の最新統計から年代別集計です。

     

    ●  厚生労働省の国民健康・栄養調査 平成24年版から

                 平成26年3月発表

    コレステロ-ル低下剤等薬を飲んでいない人の集計です。

    男性(総数5059人)

     

    40~49歳

    50~59歳

    60~69歳

    70歳以上

    40~79歳

    180~199mg/dl

    22.7%

    23.3%

    22.5%

    24.4%

    22.9%

    200~219mg/dl

    26.0%

    25.3%

    22.8%

    18.7%

    23.0%

    220~239mg/dl

    13.9%

    15.1%

    13.9%

    9.0%

    12.9%

    240~259mg/dl

    9.5%

    9.7%

    7.6%

    4.5%

    7.5%

    260~279mg/dl

    3.5%

    4.4%

    2.4%

    1.3%

    2.7%

    220~279mg/dl

    26.9%

    29.2%

    23.9%

    14.8%

    23.1%

     

    女性(総数6960人)

     

    40~49歳

    50~59歳

    60~69歳

    70歳以上

    40~79歳

    180~199mg/dl

    29.2%

    16.3%

    17.3%

    21.8%

    20.6%

    200~219mg/dl

    22.2%

    22.5%

    25.0%

    24.7%

    23.9%

    220~239mg/dl

    11.6%

    26.1%

    22.0%

    17.3%

    19.8%

    240~259mg/dl

    5.6%

    14.1%

    14.0%

    8.7%

    11.0%

    260~279mg/dl

    2.2%

    6.5%

    7.2%

    3.5%

    5.2%

    220~279mg/dl

    19.1%

    46.7%

    43.2%

    29.5%

    36.0%

    注:注目は50代・60代の女性が高いことです。

      女性の場合は閉経で体内の

      ホルモンバランスが変化するからです。

      自然な生理現象として上がっているので、

      病気ではありません。

    注:高コレステロ-ル血症いわれる

      220以上の人の合計にマ-クをしました。

      3割くらいの人が高い、

      つまり治療の対象になってしまいます。

      多すぎると思います。  

      これは基準が厳しいせいです。

     

     

    つづきを読む

  • コレステロ-ルについて

    2020/10/16
    15:47

    メタボ検診のところで書きましたので

    少し重複するかもしれませんが、

    少しコレステロ-ルについて書きます。

    コレステロ-ルという物質はありますが、

    いわゆる検査などで、

    コレステロ-ルと言う場合は

    コレステロ-ルを含む複合体のことを言います。

    つまり通称コレステロ-ルは体の中では単体ではなく、

    「コレステロ-ル」「脂質類」「燐」「蛋白質」の

    4種類が複合体として存在しているのです。

    複合体ですからその比率の違いで

    ブヨブヨだったり硬く締まっていたりします。

    一番大きくてブヨブヨしているのが

    カイロミクロンで、85%が中性脂肪です。

    4種類の比率でVLDL、LDL、HDLと分けられます。

    その中で一般的にHDL(通称善玉コレステロ-ル)と

    LDL(通称悪玉コレステロ-ル)のことがよく言われるのです。

    つまり単体のコレステロ-ルそのものが

    問題なのではなくて、複合体の比率が問題なのです。

       HDL(High density lipoprotein 高比重リポ蛋白)

       LDL(Low density lipoprotein 低比重リポ蛋白)

    検査で総コレステロ-ルと言う場合は、

    VLDL、LDL、HDLの合計です。

    ●  コレステロ-ルの必要性

     ◎各臓器、筋肉、血管、脳神経などの

      膜を作ったり補修をする

      このことから認知症に関係する

      血管や神経細胞への影響も考えられます

      又、細胞表面の膜を強化して

      ウイルス侵入を防ぐことも考えられます。

      子宮頸がんの発症と脂質の摂取が

      関係しているとの説もあります。

     ◎各種ホルモンの原料になります。

         注:コレステロ-ルのステとは

           ステロイドを意味します。

       糖質コルチコイド(ステロイドホルモン)

       電解質コルチコイド(ミネラルコルチコイド、

                 鉱質コルチコイド)

       エストルゲン(卵胞ホルモン)

       プロゲステロン(黄体ホルモン)

       テストステロン(男性ホルモン)

     ◎ビタミンDの原料

     ◎胆汁の原料

     ◎卵や母乳に必要なので、

      女性は少し高めが有利です

    ●  コレステロ-ルの必要性から考えると

     ◎あまり下げるとホルモン原料が不足する

     ◎その結果免疫力が低下する

     ◎受精卵の発育にコレステロ-ルは

      重要なので、低いことは危険です

      だから魚卵や鶏卵はコレステロ-ルが多いのです。 

      ですから妊娠可能な女性には

      多少高めのほうが安全なことが分かります。

     

    コレステロ-ルの80%位は肝臓を主として

    体内で合成されますので、

    食事で取り入れたコレステロ-ルは

    直接数値に影響することはないことも

    分かって来ました。

     

    前にも書きましたが、

    各種健康診断の基準値(正常の巾)が厳しい為に

    薬の使用量が増える傾向にあります。

    全国の健康保険組合が赤字に苦しんでいる現在、

    基準を見直して薬代を減らすべきだと思います。

     ◎血圧   高血圧学会では高齢者の場合上が

           147までOKにしています

     ◎血糖値  糖尿病学会では高齢者の場合

           HbA1cが7.0までOK

           既に糖尿病の患者には 

           8.5までOKにしています

     ◎尿酸値  痛風学会では9.0からを

           薬物治療の対象にしています。

     

    その他検診で測られる中性脂肪やBMI

    その他すべて現在より少し高めが有利です。

     

     

     

    つづきを読む

  • 始めに~免疫とは

    2020/10/12
    10:18

    場所 ちよだボランティアセンタ-

    日時  2012年5月18日

     

     よろしくお願いします。

    今日は免疫と蛋白質そして

    コラ-ゲン美容までのお話をします。

    蛋白質とコラ-ゲン美容の・・・・

    一見関係がないように思えますが、

    実は関係があります。

    おいおいとその理由が分かってきますので

    順序良く説明を始めます。

     

    まず免疫ですが、免疫と言うのは

    疫病、今で言えば感染症ですね。

    その疫病から免れるという意味で免疫と言います。

    感染と言うのは微生物、

    細菌やウィルスが身体に侵入する事です。

    その微生物が身体に入るのを防ぐ事、

    防衛反応が免疫と言う事になります。

    その防衛反応の最も初期の段階は単なる排除です。

    嘔吐 咳 発熱 下痢 排便 排尿 涙・・・・

    このような事は全て微生物や異物の排除作用です。

    私達にとって都合の悪いものが

    身体に入ろうとするとまず嘔吐します。

    呼吸で入ろうとしますと

    咳・鼻水・くしゃみで排除します。

    腸まで来てしまったら下痢をします。

    尿管から侵入しようとすれば

    オシッコで押し出します。

    微生物が身体の中まで入ってしまった場合は

    発熱をして微生物の活動を抑えます。

    つまりこれらは全て防衛反応なのです。

    涙だけは、これは難しいですね!

    特に女性の涙は分かりません。(笑い!)

    免疫反応なのかどうか・・・・

    まあ防衛反応の一種かもしれませんね。

    涙はさて置いてせっかく防衛しているのですから

    薬で抑えないほうが良いのです。

     

    異物は別として問題になる微生物は

    すべて蛋白質で出来ています。

    細菌もウイルスもカビも全てです。

    と言うより生命体はすべて蛋白質なのです。

    花粉もそうです。

    微生物の侵入(感染)を防ぎたい身体は

    一つ一つの微生物を記憶して

    対処する事はとても出来ません。

    一括して蛋白質を拒否してしまえばよいのです。

    どんな蛋白質でも拒否してしまえば

    微生物の浸入を防ぐ事ができます。

    でも自分の身体も蛋白質ですがそこは大丈夫です。

    私達の身体は自分の蛋白質と

    自分以外の蛋白質をきちんと見分けています。

    つまり「自」と「他」の見分けをしているのです。

    そうです免疫の基本は「自と他の蛋白質を認識して」

    「他の蛋白質の侵入を防ぐ」ことにあります。

    だから他人からの臓器移植は難しいのです。

    妊娠した時に「つわり」になりますね。

    これも自分以外の生命(蛋白)を排除する働きといわれます。

    これでは困るので胎盤が完成し、

    自分側と胎児側の間で

    「まあまあ~」となるとつわりが治まります。

     

    余談になりますが「自と他の認識」の働きが

    過敏になったり狂ったりすることがあります。

    アレルギ-や花粉症がそうです。

    また認識が狂って自分自身の蛋白を

    「他」と認識してしまう事があります。

    自己免疫と言い膠原病が有名です。

    膠原病の言葉の意味は後で説明します。

    他の蛋白質(微生物)が身体に入ることを防ぐ・・・・

    この意味はお分かりになったと思いますが、

     

     

    つづきを読む

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