ヘッダーグローバルナビゲーション

おしえて!ゲンさん!

  • トップページ
  • お知らせ
  • このサイトについて
  • ご利用規約
  • サイトマップ
  • ホーム
  • キーワード「血清グルコ-ス」を含む投稿一覧

キーワード「血清グルコ-ス」を含む投稿一覧

  • 健康被害の実態

    2020/06/25
    15:23

    事故の後ベラル-シ共和国のゴメリ州にあるゴメリ医科大学では放射線被爆の研究をしています。

    ゴメリ医科大学の学長を務めたユ-リ・I・バンダジェフスキ-の論文から少し引用します。

    当時ベラル-シ政府の公式見解は

    「低線量の放射線被爆は健康にほとんど影響はない」というものでしたから、

    彼は弾圧、投獄されその後フランス、リトアニア、ビリニュスを経てウクライナで働いています。

    (2012年現在)

     

    ●セシウム-137の体内濃度です。

     人間ではなく人間ではなく大学による動物実験ですが傾向はわかります。

     このグラフでは女性より男性の方がセシウム-137の蓄積が多いことが分かりました。

     女性の方がセシウムの取り込みと蓄積が多いことがわかります。

     これは動物実験の結果ですが、その後ゴメリ州の体内放射能測定でも似たような結果が出ています。

    SCN_0003

     

    ● 母親と乳児のセシウム-137の体内濃度。

     これも動物実験ですが、胎児は胎盤による防御機構でセシウム移行が防がれてい ますが、

     授乳により少しずつ移行し、その分母親の濃度は下がってきます。

    ゲンパツ 授乳期のセシウム濃度

     

    ●1997年に死亡した成人と子どもの臓器別セシウム-137の濃度

     大人より子どもの方が蓄積は多く、特に心筋、甲状腺、小腸では顕著です。

     何故子どもの甲状腺にセシウムが多く含まれるのかは分かっていません。

        ゲンパツ臓器別セシウム

     

     

    ●ゴメリ州の子どもの心臓の異常のグラフが2つです。

     明らかに濃度が高くなれば異常が増えていることが分かります。

     放射線の被害は色々な場所に出てくる証拠です。

    SCN_0005

     

     

    ●肝機能の血清グルコ-スの体内濃度です。

     調査は3~7歳のゴメリの子ども達で対照は同じ年代のグロドノの子ども達です。

     特に37Bq/Kgで肝臓や膵臓に機能に異常があることが分かります。

     放射能の影響でグル-ス低下、つまり低血糖(糖尿病 の逆) の傾向が出ています。

     糖のコントロ-ルはインシュリンを始めとしたホルモンが関係していますから、

     放射能がホルモンに影響を与えていると思われます。

    SCN_0006

     

    ●免疫の調査です。ゴメリの3~6歳児と対照地域(グロドノ)

     調査好中球の貧食能とIgA(g/l)では低下している事が分かります。

    免疫指標

    試験(ゴメリ)

    対照(グロノド)

    好中球の貧食能

    26.69±0.88

    47.83±1.37

    IgA(g/l)

    1.04±0.05

    1.38±0.08

    IgM(g/l)

    1.28±0.06

    1.01±0.06

    IgG(g/l)

    11.60±0.28

    12.32±0.49

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ●ベトカ郡の子どもの白内障調査です。

    ゲンパツ白内障とセシウム 

     注:1996年と1997の2度の調査ですが、体内濃度が高くなれば白内障が増えていることがわかります。

     

     

    ●チェルノブイリ膀胱炎 福島昭治医学博士の調査

     元大阪市立大学医学部の教授だった福島昭治がウクライナの教授と共同研究した資料です。

     チェルノブイリ膀胱炎と名づけられました。

     ウクライナでは10万人当たりの膀胱がんが1986年の事故の後増加しました。

      1986年 26.2人

      1996年 36.1人

      2005年 50.3人

    20140316134141422_0001  膀胱炎

     

     

    ●ベラル-シの小児甲状腺がん

     次は長野県松本市の菅谷昭市長が提供したグラフです。

     菅谷氏は甲状腺がんの専門医として、1996年から5年半ベラス-シ国立甲状腺がんセンタ-で働きました。

    SCN_0094  菅谷小児甲状腺がん

     注:1986年には2例だった小児甲状腺がんが、88年には5例、90年に66例、95年に91例と増えています。

       1986年から97年までの患者数は570人で、385人がリンパ節転移、94人が肺へ転移していたそうです。

     福島県の検査と担当する医師は、

     チェルノブイリで甲状腺がんが見つかったのは4年たってからだと主張していますが、

     このグラフはそれが間違いであることを証明しています。

     

     

    ●父親がチェルのノブイリ原発除染作業者の場合の子供の奇形発生率

     ロシア小児血液・腫瘍・免疫研究センタ-所長のアレクサンドル・ルミャンツェフ教授の来日講演資料から

     父親だけ被ばくした両親の子供と、両親とも被ばくしていな子供の奇形発生率なのですが、とても分かりづらいグラフです

     左から

    比較対象兄・姉   事故の前も後も被ばくしていない両親から生まれた兄・姉

    比較対象児     事故の前も後も被ばくしていない両親から生まれた子ども

    研究対象兄・姉   父親は被ばくしたが事故前(被ばく前)に生まれた兄・姉

    研究対象児     父親が除染で被ばくしてから生まれた児

    SCN_0098 父親被ばく

    注:対象兄・姉を見ると父親が被ばくしても事故前の出産ですから、当然ながらあまり変わりません。

      対象児では被ばくしていない両親と、父親だけが被ばくした児童では大きく異なっています。

      被ばく後生まれた子

     小奇形なしが減少(奇形が増えた)

     小奇形1~5が減少(奇形6個以上になったため)

     その他はいずれも増えています。

    つづきを読む

メインローカルナビゲーション

  • 原子力発電
    と放射線

  • 戦争・歴史

  • 健康

原子力発電と放射線

  • 原子力政策の始まりから
  • 元素とその変化
  • 放射線の危険性
  • 放射線被曝
  • 規準と用語
  • 福島の事故
  • 事故による健康被害
  • 指摘されていた危険性
  • チェルノブイリ事故について
  • 日本の原子力発電
  • 原発を始めた理由の検証
  • 原発の安全基準
  • 原発をめぐる法律
  • 経済効果と国民負担
  • 再生可能エネルギ-とPPS
  • 核燃料サイクル
  • その他
  • 最後に

戦争・歴史

  • 日本の細菌戦
  • 講演録:南京事件の真実は?
  • 報道の質
  • 朝日新聞の訂正記事と吉田清治証言
  • 日本国憲法の成立
  • 阿片政策
  • 沖縄戦
  • 三光作戦
  • 尖閣諸島
  • 大東亜共栄圏
  • 中国人強制連行
  • 日本の毒ガス戦
  • 防疫給水部(細菌戦部隊)
  • 軍による性暴力
  • 南京事件

健康

  • 健康食品と肝臓障害
  • 講演録:免疫と蛋白質~コラ-ゲン美容まで
  • 講演録 インフルエンザ
  • 講演録 最新デ-タ-から見る高血圧
  • 高齢者の薬と副作用
  • コレステロ-ルを含む食品の摂取制限
  • 自律神経と薬の作用
  • 副作用のある薬
  • 新型コロナウイルスと免疫
  • 食品や生活用品への警告や摘発
  • PM2.5
  • メタボ検診
  • 暮らしと健康アラカルト

キーワード

  • 歴史の教訓
  • サンフランシスコ条約
  • 河野談話
  • 陸軍刑法
  • 金原節三
  • 強姦
  • 軍需物資
  • 李秀梅
  • スマラン裁判
  • 国家無答責
  • 謝罪
  • 従軍慰安婦
  • NHK
  • 南京
  • 国際条約
  • 金学順
  • 挺身隊問題
  • 復命書
  • 誘出し
  • 夜襲
  • PX作戦
  • 米国本土に対する細菌攻撃
  • 小暮泰用
  • 沖縄や小笠原に細菌攻撃
  • 体当たり機
  • 竹内徳治
  • 償い金
  • 人質掠奪拉致
  • 米軍用慰安所
  • 抗体保有者
  • 阿片
  • 燃料棒のトラブル
  • 性奴隷
  • 人権侵害
  • 吉見義明
  • 恒久平和議員連盟
  • 国会図書館法
  • ILO
  • リンダ・チャベス
  • クマラスワミ
  • マクドゥ-ガル
  • 慰安所
  • 性病
  • UNTAC
  • 労務管理

フッターグローバルナビゲーション

© おしえて!ゲンさん! 〜分かると楽しい、分かると恐い〜