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キーワード「解剖」を含む投稿一覧

  • 安達野外実験場

    2020/08/09
    12:05

    SCN_0091

    アンダ-(安達実験場)はハルビンから北へ

    260Kmの所にあった野外の731部隊特設実験場です。

    実験ではテスト用の色々なタイプの細菌爆弾に

    ペストやコレラを始めとした多くの微生物を充填し、

    空から爆弾を落とし、どの様に拡散するか感染するかの

    実験を捕虜を使って行ないました。

    また捕虜を使っての毒ガス実験も行ないました。

    捕虜は数十人が実験場に建てられた木の杭に縛られて

    爆弾による細菌、昆虫、毒ガスに晒されて

    風気圧天候の変化による人体データ-を取られました。

    これらの実験は細菌戦や毒ガス戦に

    備えての実験でした。

    現在は人口50万人の安達市になっていて、

    実験場は市の特別歴史遺跡として保存されています

     

    ●1954年、黒龍江省公安庁が行ったと思われる調査

    1.飛行場の設備状況

     1942年9月、日本軍は2ケ月ほどかけて

     この荒地に滑走路のない飛行場を建設した。

     飛行場の面積は東西約1.5キロ、南北約2.5キロで

     その周囲の東西12キロ、南北17キロは

     誰も立ち入りを許されなかった。

     飛行場内には100メートルにわたって小さな丘があり、

     その丘に沿って家屋が造られた。

     (丘に溝を掘って上に覆いをかけた地下室で、20から30あった)

     飛行場の地上には、

     東西に1棟5部屋の倉庫、北側に3部屋の浴場、

     西南の角には2部屋のバラックがあり、

     その東西4~5キロキロのところに

     背の高い大きな櫓が4つ組まれていた。

     場内にはほかに馬、牛、羊、豚の小屋があり、

     東西には死んだ馬、牛、羊、豚の骨を捨てる大きな穴があった。

    2.内部の仕事の状況

     この飛行場に作られた地下室は

     細菌実験を行う場所であった。

     地上に造られた小屋の中に鼠、

     ガチョウ、ハトを入れた檻が多数あり、

     また場内で沢山の馬、牛、羊、豚を飼っていた。

     だが日本人は自分で飼っている豚の肉は食べず、

     すべて外の農民から豚肉を買って食べていた。

     目撃によれば、解放後焼け落ちた家屋のそばに

     鼠、ハタリス、雀を入れた鉄の檻があり、

     地下室には沢山の割れたガラス瓶が残され、

     中には黄色や白の粉薬が入っていた。

     このような状況から見て、

     日本人はここでさかんに

     細菌実験をおこなっていたとおもわれる。

    3.付近住民への被害

     1943年の春、富本村(注:安達のすぐそば)で

     伝染病が流行したことがある。

     当時、全村の戸数は100あまりで、

     1回の伝染病で70人あまりが死亡した。

     

    ● 証言 倉島壽亀 1911年生まれ 731部隊で石井四郎の専属運転手

    (西野留美子論文 1994.11.18週間金曜日)

     ・・・・たびたび飛行機で安達実験場に行ったよ。

     実験に使う「マルタ」を飛行機やトラックで運んだこともあった。

     安達で細菌の投下実験をするときは、

     逃げないように何メ-トル間隔かで

     「マルタ」を杭に縛り付けて立たせ、

     その頭上から細菌ネズミが入っている

     細菌弾を落下したわけだ。

     飛行機には操縦していたわしの他に、

     整備士、観測士、通信士が乗っており、

     連携して作業にあたった。

     例えば「高度1000メ-トル」と言うと、スイッチを押す。

     そうすると飛行機の胴腹から爆弾が落ちるわけだ。

     ヒュッヒュッヒュって落ちていく。

     たいてい1個の爆弾に25匹から30匹の

     細菌ネズミが入っておって、

     それを4,5個落とした。

     早くて4~5日おきに、1週間、10日と

     間を開けてやったこともある。

     通常の実験で使ったのは、3人か5人位のマルタだ。

     高度によって落下範囲はどのくらいで、

     どれだけのネズミが落下後も生存し、

     どの位置に縛られていたマルタに

     どの程度の感染があるか、

     そういうことを調べたわけだ。

     実験に使ったマルタは、

     必ずしも平房に送り返して調べたわけじゃない。

     安達実験場にも研究室があってね。

     そこで感染後の経過を調べたり解剖したこともあったな。

     爆弾による傷口が何ミリかに始まって、

     その症状を内臓の変化に至るまで、

     4日から1週間かけて丹念に調べる。

     解剖は生きているのを割ってね。・・・・

     

    尚、野外実験場はここ以外にも、

    城子溝、陶頼昭にもあったと言われています。

     

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