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キーワード「アンジオテンシン系降圧剤」を含む投稿一覧

  • 降圧剤の費用

    2020/10/26
    16:10

    血圧降下剤の使われ方を見る前に、

    最新の患者数を見てみます。

    基準は各機関(国、団体、保険会社・・・・)によって

    バラバラですし、言い回しも色々です。

     

    2014年(平成26年)の3月発表の厚生労働省

    「国民健康・栄養調査報告書」から見てみます。

    調査は平成24年のものです。

    この調査では次のように区分しています。

    ◎有病高血圧  

      上 140mmHg以上 又は 下 90 mmHg以上

    ◎正常高血圧  

      上 130~139  下 85~89

    薬を飲んでいる人は有病高血圧しか

    数字は記載されていませんが、

    周囲を見渡すと正常高血圧でもかなりの人が

    薬を飲んでいるように思われます。

     

    男性

     

    40代

    50代

    60代

    70歳以上

    高血圧有病者上

    32.3%

    57.3%

    65.2%

    75.5%

    有病者の内服薬者

    16.3%

    34.7%

    58.4%

    71.5%

    正常高血圧

    19.5%

    16.8%

    14.3%

    11.2%

    正常高血圧の内服薬者

    不明

    不明

    不明

    不明

    参考:有病者と正常高血圧の

    合計

    51.8%

    74.1%

    79.5%

    86.7%

     

    女性

     

    40代

    50代

    60代

    70歳以上

    高血圧有病者上

    12.6%

    33.5%

    52.8%

    73.3%

    有病者の内服薬者

    26.0%

    37.5%

    61.2%

    73.2%

    正常高血圧

    12.7%

    17.0%

    16.5%

    10.7%

    正常高血圧の内服薬者

    不明

    不明

    不明

    不明

    参考:有病者と正常高血圧の

    合計

    25.3%

    50.5%

    69.3%

    84.0%

    注:有病者と正常高血圧の合計では各年代の半分以上が、

      高齢者では2/3以上が高血圧の扱いを受けています。

      高齢者ほど真面目に薬を飲んでいます

      女性は閉経期から血圧が上昇するのが分かります。

     

    これだけ高血圧の患者が多いとされているのですから、

    薬は想像以上に使われていることは想像できます。

    いかに患者を増やして

    製薬業界を儲けさせるか政官財

    協力して努力している様子が伺えます。

    その証拠に血圧の薬の販売は

    1988年に2000億円ちょっとだったのが

    20年間で1兆円を超えてしまいました。

     

     ● グラフで見てみます

     SCN_0073 降圧剤費用

      注:血圧降下剤には色々種類があります。  

        高血圧の患者にどんどん薬を与えても  

        全員が飲むようになれば

        売り上げが一定で伸びなくなります。  

        1999年にWHOのガイドラインで、

        ARB(アンジオテンシン系降圧剤)が第一次選択剤に

        追加されました。  

        一人の患者に従来の薬プラスARBも追加して

        出されるようになったのです。  

        従来の薬の売り上げはそのままで

        ARBの分が増えてきたのがこのグラフです。

        (濃い色の部分です)

     

    [降圧剤の売上げ順位]

    武田薬品工業やノバルティス製薬の

    降圧剤デ-タ-改ざんが問題になっています。

    両社の降圧剤の売上げは

    全医薬品のトップクラスになっています。

    1位と2位です。

    他の薬品も含めて上位ランクの2010年売上げ一覧です。

    私たちが購入する時点の売上げではなく、出荷額です。

     

    順位

    商品名

    製薬会社

    出荷額(億円)

    薬の種類

    1

    プロプレス

    武田薬品工業

    1229

    降圧剤(ARB)

    2

    ディオバン

    ノバルティス

    1100

    降圧剤(ARB)

    3

    アリセプト

    エ-ザイ

    1055

    認知症用剤

    4

    リピト-ル

    ファイザ-

    972

    高脂肪血症スタチン剤

    5

    モ-ラス

    久光製薬

    864

    NSAIDs外用剤

    6

    オルメティック

    第一三共製薬

    823

    降圧剤(ARB)

    7

    ミカルディス

    アステラス製薬

    758

    降圧剤(ARB)

    8

    ノルバスク

    ファイザ

    730

    降圧剤(CA拮抗剤)

    9

    タケプロン

    武田薬品工業

    709

    抗潰瘍剤(PPI)

    10

    リュ-プリン

    武田薬品工業

    659

    抗がん剤

     注:上位10位に血圧降下剤が5種類も入っていることは注目です。

       ただし薬の特許が切れてジェネリック医薬品に

       たえず変わるのであくまでも2010年の数字です。

     

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