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キーワード「グルコ-ス」を含む投稿一覧

  • 薬が他の場所にも影響する具体例 1

    2020/10/20
    16:54

    次に薬が他の場所にも影響する具体例を

    2つ書きますが、まず糖尿病です。

     

    「糖尿病の薬 SGLT-2型阻害剤」

    ☆仕組み

     2014年に今までにない糖尿病の

     治療薬が発売されました。

     血中のグルコ-ス(糖分)を腎臓で

     血液から尿側に排泄させる薬です。

     つまり血液から糖分を取って、

     尿として排泄させるのです。

     結果として血液の血糖値が下がります。

     SGLT-2型阻害剤

     (Sodium Glucose cotransporter阻害剤)といい、

     商品名はスーグラ、アプルウェイ、

     フォーシ-ガ-、ルセフィ、カナグル等が有名です。

     腎臓では1日200リットル前後の尿を作ります。

     しかしそんなに尿と血中成分が出ると

     大変なことになるので、

     必要なものは尿細管で再吸収しています。

     その色々な物質を再吸収する中で

     グルコ-ス(糖分)を再吸収する仕組みを

     SGLTといいます。

     そこでSGLTの働きを妨害して

     グルコ-スを再吸収させないで尿として排出させれば

     血中のブドウ糖は減ることになります。

     仕組みはナトリウムの濃度勾配を駆動力として、

     グルコ-スを細胞内へ能動輸送トランスポ-タ-

     (運び屋)する働きを阻害することによって

     グルコ-スを細胞に取り込まないで

     尿に排出させる理屈です。

     画期的な治療薬としてテレビにも

     取り上げられましたが問題が多い薬です。

    ☆問題

     一見血中のグルコ-スを減らせば

     糖尿病が治るような錯覚を持ちます。

     しかし単に血中から抜くだけで、

     生体内にあちこちに溜まった糖分や、

     糖尿病の諸症状を治すわけではありません。

     血液検査のときだけ良い結果が出るだけです。

    ☆SGLTの種類と作用する場所

     グルコ-ス(ブドウ糖)を細胞内に吸収させるSGLTには

     2種類あって、SGLT-1は主として消化管にありますが、

     それ以外に肝臓、肺、心臓、脳、脊髄など全身に存在します。

     また SGLT-2は主として腎近位尿細管に存在しますが、

     精巣、能動脈、小脳、甲状腺、肝臓にも存在します。

     そして1型と2型は別なように見えて、

     2型に対する阻害剤が1型にも影響を

     与えていることが分かってきています。

    ☆副作用 1

     SGLT-2型が全身の色々な場所にあることは、

     阻害剤は目的の血糖値を下げるだけではなく

     全身に影響を与えるということが分かります。

     これが副作用の原因にもなることが考えられます。

    ☆副作用 2

     血中から糖分を取るのですが、

     取った糖分はどこへ行くのでしょうか?

     糖分は高濃度の尿として膀胱で蓄積され排出されます。

     特に高齢者の場合は排尿機能が少し弱くなっていますので、

     尿路系統に高い糖分が蓄積された結果、

     膀胱など尿路性器感染になりやすくなります。

     尿路系感染を起すと更に抗生物質の投与が必要になります。

     

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