アジア人に対する蔑視

現在の日本では未成年者も含めて

残酷な事件が多くおきています。

被害者の家族の気持ちになると、

かわいそうで辛くなります。

その為に「加害者にもっと厳罰を」と言う声を

マスコミが積極的に取り上げます。

 

しかし、もっともっと残酷な事を

日本はアジアの人々にしてきました。

こんなに被害者の気持ちに同情できる

日本人がどうしてアジアの人々の

気持ちを汲み取れないのでしょうか。

 

そこにはアジアに対する蔑視が

あるのではないのでしょうか。

 

あの日本人と今の日本人は

本当に同じ日本人なのですか?・・・・

と言う声が聞こえます。

どうでしょうか!

 

当時の記録からアジア蔑視に関することを

少し見てみます。

 

●対支那軍戦闘法の研究   

    1933年1月 陸軍歩兵学校が頒布

 「捕虜の処置」

  ・・・・支那人は

  戸籍法完全ならざるのみならず

  特に兵員は浮浪者多く

其の存在を確認せられあるもの

少なきを以って

仮に之を殺害又は他の地方に放つも

世間的に問題となること無し・・・・

 

●南方に向う兵士達の為に陸軍が作ったパンフレット  

      辻政信が書いたと言われている

 「これだけ読めば戦は勝てる」

  土人は怠け者が多く、・・・・

  全く去勢された状態にあるから

  之をすぐにものにしようとしても

  余り大きな期待はかけられぬ・・・・

 

●竹田光時陸軍中佐 「南方の軍政」から

 南方原住民の性格について・・・・

 向上心がなく怠惰な風習・・・・

 根気が乏しく営利や計算にもうとく 

 貯蓄心も低い・・・・

 本能と欲望のままに生活していくだけで、

 これを制御する意思能力も薄弱である。・・・・

 

●酒井虎吉  マレ-戦時の従軍記者

 マレ-戦線では破壊さるべき文化は殆どない。

 人間のゴミ溜の様なこの半島は、

 殆ど文化らしきものを持っていない。

 もし文化らしきものがあったとしても、

 それはむしろ破壊すべきものでこそあった。

 

●筑紫二郎陸軍少佐 「星港攻略記」から

 大東亜圏内の人種をつくづく考えてみると、

 日本人が1位であることは勿論異論がないが、

 その次は隣接した支那人が位置し、

 その優劣の差はあまりない。

 次はどんと下がってフィリピン人であり、

 タイ人がある。

 この両者の優劣は少ないと思う。

 あとはマレ-人、カンボジア人、

 ベトナム人と云った具合でかなり低級のようだ。

 

戦後育ちの若者の身勝手さが最近言われますが、

少なくともアジアに対して残虐な行為をした

戦前の日本人よりはましかもしれません。

戦前は道徳教育、

いわゆる「教育勅語」や「修身」を学び、

奉仕(奉公)の精神を持っていたはずですが、

差別に関しては学ばなかったようです