今後の課題

毒ガスの被害は戦争中だけではなく

現在も続いています。

イペリットやルイサイトのような

糜爛性ガスはちょっと触れただけでも皮膚は爛れ、

ひどい場合には肉が削がれ骨まで出てきます。

視覚障害や胃腸障害も出ます。

介抱しようとして

他人が被害にあった人の衣類に触れただけでも

同じ障害が出てしまいます。

そして障害は一生治らないのです。

サリンの後遺症を思い出してください。

日本政府は、毒ガスをどこに埋めたのか?

どこに投棄したのか?

資料を一切出していません。

70年近くたって毒ガス弾は

腐食してボロボロになっています。

危険が迫っています。

中国では何も知らない

市民や子どもが被害にあっています。

海底ではいつ地震が起きるか分かりません。

その場合海洋汚染が心配です。

これから先の2次被害を防ぐために、

国のメンツは後回しにして、

一刻も早く全資料を公開して

民間や外国とも協力して対策を立てるべきです。