勅語と全面戦争

宣戦布告はしないが、一応それに変わる勅語を出すことが

8月25日の首相・陸相・海相・外相の4相会議でが決定され、

9月4日、第72臨時議会開院式勅語で「中華民国の反省を促す」戦争目的が発表されました。

事変でありながら全面戦争であると公言したのです。

 

●9月4日の杉山陸軍大臣訓示。(現代文に要約)

 ・・・・今回の事変はその原因は南京政府の従来からの国策から生じたものである。

 すなわち抗日排日がこのところ顕著になりそれに容共政策が加わって激成したものである。

 これは過去我が帝国が経験したこととは全く異なるものである。

 すでに全面戦争に移行したことを深く覚悟しなければならない・・・・