暮らしと健康アラカルト

石鹸と合成洗剤
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最終更新日:2014/04/13 14:53

                                                        2014年1月25日に書いたものです。

 

生活の中でたえず話題になるのが石鹸と合成洗剤どちらが良いかというテ-マです。

少し難しい内容から入ります。

* 界面  水と油、汚れ、空気など物と物の境目を界面と言います。

   界面があるのでなかなか水と汚れは混ざり合いません。つまり汚れは落ちないのです。

* 表面張力  全ての液体は自分の表面積を小さくする傾向があります。

   つまり丸くなろうとします。

   この働きが表面張力です。

   液体の中では水の表面張力が特に強く他の物質に反発します。

   水玉が丸くなる、水の表面に一円玉が浮く、グラスの縁に水が盛り上がる・・・・すべてこの性質です。

* 界面活性剤  そこで水と汚れの間(界面)で作用して水の表面張力を下げる事が出来れば、

   水と汚れは混ざって汚れは落ちる事になります。

   その物質を界面活性剤と言い、天然の物(昔からある物)と合成のものがあります。

天然の物では胆汁があり脂肪と水をまぜて消化を助けます。

卵の黄身や米のとぎ汁にもその働きがあります。

昔はサイカチの実を砕きその泡で頭髪を洗ったそうです。

その成分のサポニンも同じです。

洗剤に関する法律は色々ありますが

「家庭用品品質表示法」では「石鹸」「複合石鹸」「合成洗剤」に分けられています。

石鹸と表示されていれば間違いなく石鹸です。

さて安全性ですが、大きな違いは「石鹸の界面活性機能はすぐに失われる」、

合成洗剤は「界面活性機能が長期間続く」ことです。

それが使い易さの違いにもなります。

具体的に考えます。

石鹸の安全性

* すぐに機能が失われる(分解する)ので生体に安全であるし環境にも安全である。

* 分解されたアルカリ成分は石鹸カスとして微生物の栄養になるし、生体には保湿効果をもたらす。

合成洗剤の危険性

* 機能が長時間続くため身体に侵入し、体内水分の表面張力を狂わす可能性がある

* 環境中でも分解しないため微生物には毒物になる。

私たちの身体は栄養や酸素が水に溶けた状態で存在し移動をします。

赤血球や白血球などは血液と言う水分に浮かんでいます。

試験管の実権ではそこに界面活性剤が入ると水分の表面張力が低下し、

全てのバランスが崩れるのです。

例をあげれば赤血球の膜が壊れる(溶解)ことが分かりやすいでしょう。

石鹸に比べ、界面活性機能が長時間続く合成洗剤の方が、身体の異常の原因になる危険性があります。

多くの合成洗剤はにフェ-ノ-ル構造が含まれ、

環境ホルモンとしても危険性があります。

国が認定した環境ホルモンの多くが以前工業用洗剤として使用されたいたものです。

ですから花粉症などアレルギ-症状、免疫異常の原因との指摘もあります。

家庭の中の合成界面活性剤を書きます。

    洗濯用・台所用洗剤、柔軟剤、ボディ-ソ-プ、シャンプ-、リンス、歯磨きなどがあります。

石鹸は使いづらいといわれます。

それが長所でもありますが、

身体や環境を守る為には、シャンプ-には酸性のリンスを使うとか、

洗濯には湯を使う(湯はそれだけで水の表面張力を下げます)等の工夫が必要かもしれません

尚、多くの汚れは洗剤を使わなくてもすすぎ、水洗い、揉み洗い等の機械的作業で落ちます。

 

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