暮らしと健康アラカルト

コラ-ゲン
記事専用プリント対応ページ

最終更新日:2014/05/28 13:50

2006年12月に書きました

 

前回は少し蛋白質の事を書きました。

蛋白質で有名なのが今流行のコラ-ゲンです。

コラ-ゲンは動物の骨、皮、腱等組織に多く含まれる蛋白質で、総蛋白質の1/3がコラ-ゲンだと言われています。

 

骨、皮、腱等を細かく裁断して茶漉しでお茶を入れるように、上から湯を注ぐと下からタラタラを汁が出てきます。

これがコラ-ゲンです。

テレビのコマ-シャルで「待つのも仕事です」と言うのがその場面です。

 

コラ-ゲンは科学的な呼び方で、純度を上げて食用にする場合は「ゼラチン」、

精製度の低い工業用は「膠(にかわ)」と言います。

コラ-ゲン・ゼラチン・膠、もとは全部同じものです。

 

余談ですが薬のカプセルは膠で作られています。

中国語ではカプセルの事を胶嚢(胶は中国語で膠のこと)と書きます。

にかわの袋の事です。

数年前の中国からの痩せ薬事件のとき頻繁に出てきた漢字です。

 

そこで前回の免疫です。

いくら良質のコラ-ゲンと言えども蛋白質ですから、

化粧品や整形で直接身体に入ると免疫反応に引っかかって炎症を起こす可能性があります。

顔の皮膚の厚い人は大丈夫かもしれませんが(?)、化粧で弱った肌には危険でしょう。

身体は拒否をします。

同じ蛋白質である花粉、ダニ、カビでアレルギ-を起こすことと同じ事なのです。

食べて消化してアミノ酸として吸収されれば栄養になりますが、まれに「ゼラチンアレルギ-」があります。

あのグミというお菓子、ヨ-グルト、インスタントラ-メンにもゼラチンが含まれているものがあります。

 

身体の中で膠が原因で起こる病気に膠原病(こうげんびょう)があります。

字の通り「にかわ」が原因の病気です。

自分の身体にある蛋白質ですら過敏に拒否反応を起こすことがあるのです。

これを自己免疫と言います。

やはりコラ-ゲンは口から食べてこそ美容と健康に良いと考えるべきでしょう。

ただし、ゼラチンアレルギ-にはご用心を!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ご意見・ご感想はこちらへ ※個人情報の取り扱いについて

お名前 (必須)

メールアドレス ※返信をご希望の方はご記入ください

メッセージ本文