暮らしと健康アラカルト

蛋白質とアレルギ-反応
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最終更新日:2014/05/28 14:06

2012年9月に書きました

 

このシリ-ズの3回目、4回目に免疫反応は蛋白質を拒否する事と書きました。

今回もそれに関連したお話です。

少し前に「茶のしずく石鹸」によるアレルギ-が話題になりました。

この石鹸にはもちもち・しっとりとした感じを出すために小麦粉が使用されていました。

小麦粉蛋白が石鹸に混入したために免疫反応に引っかかりやすくなったのです。

特に小麦粉アレルギ-のある人ではアレルギ-反応(皮膚炎)になりやすくなります。

花粉蛋白による花粉症と同じ仕組みです。

 

石鹸で言えばまだ問題にはなっていませんが「蜂蜜入り石鹸」にも同じことが想定されます。

蜂蜜の蛋白成分によるアレルギ-可能性があるのです。

 

石鹸は無添加のものであれば安いに越した事はありません。

わざわざ高い石鹸を買わずに、お肌の手入れは別に考えるのが賢明だと思います。

 

石鹸以外にも天然系の色素によるアレルギ-が問題になっています。

赤系の色素でコチニ-ル色素と言います。

赤は以前タ-ル色素が使われていましたが、

発ガン性の疑いで少なくなり代わって天然系着色料が登場し、食品添加物になっています。

食品ではリキュ-ルのカンパリが有名ですが、菓子、かまぼこ、清涼飲料、アルコ-ル飲料・・・・

勿論化粧品や薬品にも使われています。

 

天然系だから安全だと思われますが、実は、エンジムシ(カイガラムシ)と言う虫から取っています。

たとえ虫でも安全であれば問題はないのですが、精製過程でエンジムシの蛋白質が混入する事があります。

そうすると虫の蛋白~免疫反応~アレルギ-と言うことになります。

この場合は外から使用するだけでなく口から入ることが多いため

強烈な反応からしショックを起こした例も報告されています。

そのため国も調査を始めています。

アレルギ-反応としてはコラ-ゲン美容も気になるところですが、コラ-ゲン蛋白によるアレルギ-を防ぐために、

蛋白質ではない状態にかなり細かく切断しているようです。

しかしコラ-ゲンがそのまま残っている場合があるのでやはり慎重になったほうが良いでしょう。

 

最後に、最近「アレルギ-でも食べられるパン」の宣伝が盛んです。

有機栽培で無添加の小麦粉を使用している旨が紛らわしく宣伝されています。

有機や無添加は良い事かもしれませんがアレルギ-とは関係ありません。

小麦粉アレルギ-の人が食べればアレルギ-反応を起こすことが予想されますので注意したほうが良いと思います。

 

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