健康食品と肝臓障害

恒常性保持機能の巾と回復力
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最終更新日:2019/01/26 10:50

自律神経のところでも書きましたが、

私たちの身体は身体内部の変化や外部の環境変化に対してかなり広い範囲で自動的に対応しています。

この働きを恒常性保持機能(ホメオスタシス)と言います。

環境の変化は気温、湿度、急な驚き、怪我などがありますが、ここでは身体内部の内部の変化について考えて見ます。

◎内部の変化   

食事の後には血糖値、コレステロ-ル値、血圧などは変動します。   

この変動を健康食品で抑えようとする宣伝がありますが、実は変動するのが正常なのです。   

変動しなければ困るのです。

この変動を自動的に元に戻すのが恒常性保持機能です。   

運動した後の疲労も同じことで、疲労するのが正常で元に戻すのが恒常性保持機能です。

又、血圧・血糖値・コレステロ-ル値・尿酸値・・・・などの身体の状態もその人なりに一定の基準があります。

家族性、遺伝性、体質など色々と表現されますが、一人ひとり皆違います。

それなのに健康診断などで血圧やコレステロ-ルや血糖値が基準値より高かった場合、

薬で基準値に近づけようとします。

このこと自体が内部変化を起こしていることになります。

しかし何か特別な病気があれば別ですが、多くは数値が高い方がその人の正常値な場合があります。

その場合薬を使って強引に下げても恒常性保持機能が働いて、本来の自分の数値に戻ろうとします。

つまり薬に抵抗するのです。

するとあまり効果が出ないので、薬の量が増えることになります。 

その他あらゆることに自動対応しています。

高齢者になるとその恒常性保持機能の巾が狭くなり、さらに回復時間が延びるようになります。

若者と比較すると

◎急激な気温の変化に追いついていけなくなる   

◎疲れやすく、疲労がなかなか抜けない   

◎驚いたときに興奮しなかなかさめない   

◎食事の後の体内基準の変化がなかなか元に戻らない

◎病気になっても回復に時間がかかる

これらは病気でない限り、基本的には加齢によるもので仕方がないことです。 

しかし高齢者はこの加齢の状態を健康食品で何とか補正しようとしているのが現状だと思います。

 

 

 

 

 

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