南京事件

放火の多発
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最終更新日:2018/05/04 9:34

日本軍では食料もさることながら露天に泊まる露営の装備を殆ど持っていなかったため、

中国人の民家に泊まる舎営が中心でした。

田舎に行くと民家が少なかったり、先行した日本軍に焼かれていたりして泊まる場所に困ったようです。

◎山田支隊長日記から

夏野鎮に出てさらに常州よりの本道に出て、商家村に宿営す、ますますの田舎なり、宿営力も乏し

◎歩兵第20連隊 北山与 日記

晩になって宿営しようと思うが大変な混雑である。

道路から少し入った所で青天井を仰いで冷え切った大地を布団にして寝る。・・・・

夜気が身にしみて寝入れない。焚き火をして暖を取る。

民家から住民を追い出して泊まることが日常化していました

少しでも抵抗すれば殺害されました。

民家の食料を掠奪し、燃えるものはすべて薪代わりに燃料にしたのです。

そして翌朝出発するときには宿営した家に放火をしたのです。

◎北山与 日記

・誰が火をつけたのか昨日の宿舎が黒々とした煙を出している。

 もったいないことをするものだと想う

・どの村もこの町もみんな濛々と黒煙を吐いている。

 路辺の農家の軒に積まれた稲がほとんど火をつけられてハイになっている。

 もったいないものである。

 たとえ敵国のものとはいえ、一年間粒々辛苦して収穫した農民の気持ちになると可哀想である。

 そうしてこうしたことをして楽しむ質の悪い分子が少しでも我々の戦友のなかにあることは悲しいことである

◎歩兵第20連隊 牧原信夫上等兵 日記

出発と同時に付近の家全部に火をつけたからたまらない。

逆風にあおられて煙に包まれ、まるでガス攻撃を受けたようなものでまったく困った

◎歩兵第36連隊 菅原茂俊少尉 日記

余は残留員を連れ呑気に行軍す。

崑山で火をつけた奴があり、ドンドン3ケ所火事。崑山で居った家はよほどの大人の住居だった

◎南京第二碇泊場司令部 梶谷健郎 日記

横山村に午後8時頃着、クリ-ク地図と合わず、

やむなく民家を起こさんとせしが何れも戸締り厳重にして起き来らず。

1時間の後、表戸にワラを積みこれに放火し2棟を全焼せしむ。・・・・

村民来たりて盛んに消火ににつとめおれり

 

 

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