尖閣諸島

先占と実効支配
記事専用プリント対応ページ

最終更新日:2014/05/30 15:44

現在の日本では「実効支配」や「国際法上」と言う言葉が良く使われます。

まず実効支配の本来の意味は「ただそこに人がいた」だけでは実効支配とは言わず、

その島に人の生活が営まれていて、行政組織にきちんと組み込まれている事を言います。

この状態が実効支配です。

当時はどのように考えられていたか分かりませんが現代ではそうでしょう。

とするならば尖閣諸島は現在どこの国の実効支配も受けていません。

注: 工場を作って運営したから実効支配であるという考えもありますし、

支配権の確立が長期に及んだとして実効支配であるという考えもあります。

次の国際法上・・・という言葉です。

最初に書いたことを若干繰り返します。

私の勉強不足かもしれませんが、領土に関する国際法ははっきりしません。

国際的には領土は「先占、添付、割譲、併合、征服、時効」等の決め方があります。

昔は人が住んでいようがいまいが、武力つまり戦争で勝ったほうが領土を拡張する事が認められて(?)いました。

近代になっては無住の地、島で言えば無人島を最初に発見して領土宣言をした国の領土になったようです。

それを先占と言います。

注: 南極のように共通の場として領土宣言を禁止している場合もあります。

尖閣はまさに先占です。

発見は資料から見れば当然中国でしょう。

ただ領土宣言をしていなかったので所属の決まっていない単なる無人島だったのでしょう。

これは当然のことで、昔の中国のような強大な国家は宣言をする必要もないし、

また中国と属国琉球の途中の島ですから、当然中国は自分の領土だと思っていたことと思います。

仮に近代になって国際的に宣言したとしても、その時の国際とはどのような国を指すのでしょうか?

植民地で領土を拡大してきたアメリカ・イギリス・フランス・スペイン・オランダ・ポルトガルそして日本・・・・

等が近代国家として国際を組織していたのでしょう。

それらの近代国家が勝手に国際に入らない非近代国家の意向を無視して

勝手に「無人島の国有宣言」をしたことが良い事なのか疑問が残ります。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ご意見・ご感想はこちらへ ※個人情報の取り扱いについて

お名前 (必須)

メールアドレス ※返信をご希望の方はご記入ください

メッセージ本文