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キーワード「ウスリ-川」を含む投稿一覧

  • 解決への道のり

    2020/07/17
    10:44

    世界中どこでも領土問題は解決が難しい問題です。

    通常の人間関係でも同じ事で、

    双方とも苦しむ問題です。

    自分の主張を貫こうとすれば、

    相手は更に多くの主張をします。

    譲らなければ戦争になるか、

    正常な関係は壊れます。

    諸外国ではどうなのでしょうか?

    領土問題を抱える国では、

    双方の長期的な利益を考えて、まず先延ばしし、

    経済や文化交流を優先し、対立を避け、

    少しずつ譲歩し、多少の不満は我慢して解決へと進めています。

    そのためにはお互いに前を向いて

    友好的に話し合いをするしかありません。

    いざこざと解決の例を少し書きます。

     

    ● 中ソ国境紛争1969年 

     国境の川ウスリ-川の珍宝島がどちらの国の領土かで揉めました。

     その時の戦闘でソ連死者34人、中国死者30人が出ました。

     その時両首脳は声明を発表し解決を先延ばしにしました。

     ◎コスイギン 9月22日 ソ連は中ソ関係の正常化を望む

     ◎周恩来   9月30日 我々の方から戦いを挑むことはしない

     この声明で取り敢えず管轄権のみ中国がもち、

     領土は先延ばして、

     1991年中ソ国境協定で中国領となったのです。

     20年以上かかっています。

     

    中国はこの経験があったため、

    尖閣に関しても棚上げしたものと思われます。

     

    ●ドイツとフランス  1950年「欧州石炭鉄鋼共同体」

     ドイツ議会外交委員長

     戦後我々はフランスとの確執を克服した。

     日中関係がどうして改善されないのか不思議だ。・・・・

     相手の国がいかに非人道的な事を行なったかを

     指摘しあえばお互い山のようにある。

     しかしわれわれは2度の戦争を繰り返し

     このような犠牲を出す愚行をとめる決意をした。

     憎しみを続ける代わりに協力しあうことの方が

     両国民に利益をもたらす事を示した。

     安定した関係を作るには

     力の強いほうが譲歩しなければならない。

    注:ドイツとフランスは歴史上長いこと戦争をしてきました。

           国境、海底の地下資源を巡ってです。

          それを解決したのです。

        それが現在の欧州共同体につながっているのです。

     

    ●ドイツとソ連

     ドイツは敗戦時ソ連との国境問題を抱えていました。

     アデナウア-首相  国境の決定は平和条約の完成まで停止する。

     関係の発展を重視したのです。

     

    ●イランとイラクはシャトルアラブ川の国境紛争でもめていました。

     戦争でイラン死者30万、イラク死者20万以上も被害が出ました。

     1988年国連のもと1975年のアルジェ合意で合意し、

     川底の最深部(タ-ルベ-ク原則)が国境となりました。

     

    第二次世界大戦で中国は戦勝国、日本は敗戦国です。

    しかも中国には多大な迷惑を掛けています。

    国際法だけではなく道義と正義と友好の面も

    加味して考えなければならない問題だから

    引き延ばしされているのかもしれません。

    棚上げにしてきたという事は領土問題があるということです。

    日本政府のように「領土問題は存続しない」と

    言い切るとこじれてしまいます。

    又、解決は武力(戦争)か外交のどちらかしかない、

    と言う評論家もいます。

    戦争か外交かと言う二者選択は恐ろしい事です。

    戦争はあってはならないことです。

    日本は周辺のアジア諸国と

    戦争の和解をまだきちんとしていません。

    まず和解をしてから

    友好的な話し合いをするしかないと私は思っています。

    ここで終わりますが話のネタ的に余談を1つ追加して終わります。

     

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