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キーワード「久米島・鹿山隊の虐殺」を含む投稿一覧

  • 住民虐殺

    2020/07/13
    14:33

    米軍は初期から沖縄の一般住民を

    日本軍から救出する準備をしていました。

    空からは「命を助けるビラ」がまかれ、

    スピ-カ-でも呼びかけましたが住民はなかなか出てこなかったのです。

    住民は日本兵に監視され、

    「敵に投降する者はスパイとみなして射殺する」と

    脅かされていたからです。

    両手を挙げて米軍に投降する住民や兵士は

    日本軍から狙撃されました。

    また泣き叫ぶ子どもは絞め殺されました。

    まるで日本軍は沖縄の住民を盾にして時間をかせいだ感じですが、

    住民のスパイ視には国士隊という組織が一役買っていました。

    住民虐殺の多くは闇に埋もれたまま不明ですが、

    明確に分かっているだけで40件以上、

    犠牲者は200人以上です。

    いくつかの例をあげてみます。

     

    ●知念村の前城さん 名目 非協力分子

     球部隊に陣地構築用の資材を納入、

     代金を請求に行ったが、

     資材を協力するのは当然として射殺された。

    ●知念村の大城さん 名目 反軍的非国民

     日本兵の泥棒の振る舞いを注意してその場で銃殺刑

    ●知念村の与那城さん 名目 危険分子(スペイン語がわかるため)

     南米移民からの帰国者で、避難小屋で斬冊された

    ●久志村      名目 敵への投降

     米軍の収容所にいた避難住民の

     女性40名が日本兵に連行され、

     手榴弾を投げられ何人かが即死。

    ●本部    名目 スパイ容疑

     耳が遠い校長がウロウロしていたが、

     スパイとみなされ射殺。

    ●真壁村(糸満) 真栄平 名目 反軍的非国民

     6月21日頃、米軍の包囲が迫ってきた時、

     日本軍避難していた墓や洞窟から住民を追い出し、

     命令に従わない者を射殺した。

     被害者は100人以上。

    ●大宣味村

     住民役90名が米軍に保護されていたが、

     5月中頃山から降りてきた敗残日本兵は、

     男数名を斬殺し、

     婦女子に手榴弾を投げ25名を殺害、

     15名に重傷を負わせた。

     食料、毛布等は全て盗まれた。

    ●国頭ではハワイ帰りの人が中学1年生位の孫を射殺された。

     英語が話せる為。

     

    「久米島・鹿山隊の虐殺」

    久米島には海軍見張所があり、

    隊長は鹿山正海軍兵曹長だったが、

    そこでも26人の虐殺が行われた。

    ●久米島郵便局

     有線電話保守係の安里正二郎さんは米軍の捕虜になり、

     その後米軍の使いとして

     投降勧告状を届けに来たところを殺された。

    ●北原区長、警防班長等9名は、

     米軍上陸時捕虜になったが即日帰宅を許された。

     2日後9名は鹿山隊に射殺された。

    ●仲村渠さんは沖縄本島で捕虜になり、

     8月18日米軍とともに久米島にわたり、

     戦争終了を伝えて歩いたが鹿山隊に捕まり、

     親子3人手榴弾で虐殺された(子どもは1歳)

    ●朝鮮出身の谷川さんはスパイ容疑をかけられ

     8月末一家全員7人が日本刀で斬殺された。

     合計26名が殺害されたと思われています。

     

    久米島虐殺の責任者・鹿山曹長は

    戦後徳島県に住んでいる事がわかり、

    1972年にサンデ-毎日の取材を受けています。

     

    ●サンデ-毎日 1972年4月2日 沖縄のソンミ事件より

     問:あなたは久米島の住民を

       数回にわたって処刑しているといわれるが、真実は?

     答:そのとおりです。

       それはその、スパイ行為ということですね。

       処刑は銃剣でやるように命令しました。突くようにね。

     問:突き殺して、放火した?

     答:ええ、火葬にしました。

       家と一緒にね。

       それから後片付けをするように村長に命令しました。

       え~と、ワシの見解はね、

       当時スパイ行為に対して厳然たる措置を取らなければ、

       アメリカ軍にやられるより先に、

       島民にやられていまうということだったんだ・・・・

       だから島民の日本に対する忠誠心を

       ゆるぎないものにするためにも、

       断固たる措置が必要だった。

       島民を掌握するためにワシはやったんです。

     問:安里電信保守係はどうしたのですか?

       ピストルで撃ってドブに蹴落としたといわれているが・・・・

     答:それはですね、ドブではないですよ。

       ちゃんと見張所の近くに埋める穴を掘って、

       そこに銃殺して埋めたということなんだ。

       これはわたし自ら拳銃で処刑しました。

                途中 省略

     問:今、あなたはどう思っていますか?

     答:少しも弁明はしません。

       私は日本軍人として、

       最高指揮官として当時の処置に

       間違いがあったとは全然思っていないからです。・・・・

       ワシは悪いことをしたとは考えていないから。

       良心の呵責もない。

       ワシは日本軍人としての誇りを持っていますよ。

     

    このインタビュ-は、旧日本軍の亡霊にあったとか、

    同じ軍人として恥ずかしい・・・・

    等の非難が起きました。

    特に沖縄での怒りは激しいものでした。

     

    「渡嘉敷島・赤松隊による虐殺」

    渡嘉敷島は海上艇進第3戦隊(隊長赤松嘉次大尉)が守っていました。

    この島では強制自決で300人以上の人が

    犠牲になった上、虐殺もありました。

    1970年、元隊長だった赤松元大尉が

    慰霊祭で島を訪れようとしたとき、

    住民の怒りの抗議行動で追い返されました。

    ●4月中頃○○さんは集団自決で妻子を失い

     放心状態でさまよっていたところ某伍長に斬殺

    ● 5月始め、難民収容所から

     男性1名女性5名が米軍の使者として

     赤松隊に降伏勧告状を届けに行ったが斬殺された。

    ●集団自決で重傷を負って米軍に救出され

     回復した16歳の少年2名が捕まり、スパイ容疑で斬殺。

    ●妊娠中の妻の安否を気遣って避難所に行った教師、

     大城徳安さんが敵前逃亡で斬殺された。

    ●8月16日、防衛隊員2名が赤松隊に

     降伏勧告状を届けに行ったが斬殺された。

    ●斬殺された朝鮮人軍夫の死体が

     各所で発見されているが実数は不明

    ここにあげた住民虐殺の例はほんの一部ですので

    今後の調査でさらに増えるかもしれません。

     

    このような住民虐殺は同じ国民に対して行なわれました。

    世界でも稀な事でしょう。

    沖縄に対しては中国や朝鮮その他アジアで

    行なったと同じ残虐行為をしたのです。

    そこにはやはり差別感が共通しています。

    そして人を殺すことにマヒした戦争の異常さの前には、

    武器を持たない住民への思いやりなどひとかかけらもありません。

    あったのは天皇の軍隊という特権意識で、

    天皇つまり国体を守るためには

    何をしても許されるという独善でした。

     

    ●「沖縄県史・ある兵隊の話」

            住民が兵隊から言われた言葉です

     ・・・・あなた方さえいなければ、

     戦争は勝てたのに、

     どうして疎開しなかったか・・・・

    ・・・・お前たちは戦争の邪魔者だ・・・・と壕に入れなかった。

     

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